映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)
「KIDDO キドー」
(PG-12)オランダ
2025年4月18日公開(94分)
アメリカン
・ニューシネマごっこの
母娘を描く
ロードムービー。
オランダの
児童養護施設で暮らす
11歳の少女ルー
(ローザ・ファン
・レーウェン)のもとに、
離ればなれになっていた
母カリーナ(フリーダ
・バーンハード)から
突然の連絡が入る。
自称ハリウッドスター
だというカリーナは、
再会を喜ぶルーを
勝手に施設から連れ出し、
ポーランドに住む
おばあちゃんの
ところへ行くと告げる。
カリーナにはルーと
ずっと一緒に過ごすための、
ある計画があった。
そんな母の型破りな
言動に戸惑いながらも、
一緒にいたい
一心で母に着いていく
ルーだったが。。。。。
「人生はゼロか100」
だという無茶苦茶な
ダメ母と娘が
オランダからドイツを
経由してポーランドまで、
オンボロ車で行くお話。
こういう映像が
好きな人は必ずいるし、
筆者も好きだが、
あまりの身勝手さに
感情移入は難しかった。
自分らを
「ボニーとクライド」
だという母だが、
そのラストシーンを
知っているだけに
破滅的な最後を
想像してしまう。
ロードムービー
という点では
「テルマ&ルイーズ」だが、
筆者は「トゥ・レスリー」の
不器用で破天荒な
母を思い出した。
KIDDOとは
Kidの意味なのか、
「お嬢ちゃん」と
訳してあった。
監督は長編初作品の
若手ザラ・ドヴィンガー。
迷惑極まりない母と
母が欲しい娘の
顛末を知りたい方、
60‐70年代の
音楽に乗って
ぶっ飛んだ
アメリカン・ニューシネマ風
作品が見たい方には
お薦めしたい。
ペットの蛇の
ハンクが可愛い。
あの母が
どんな人生を歩んだかも、
もう少し
見せてくれても良かった。
コメント