「けものがいる」のあらすじとネタバレ⁈感情消去の為、前世に遡る女性の近未来SF。

2025年
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映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)明日

「けものがいる」

   (仏加合作)
2025年4月25日公開(146分)

感情消去の為、
前世に遡る女性の
近未来SF。

2044年、

AI中心の社会において
人間の感情は不要とされ、

重要な仕事を
得るためには

感情を消去
しなければならなかった。

孤独な女性ガブリエル
レア・セドゥ)は

感情の消去に
疑問を抱きながらも、

仕事に就くため
消去を決意する。

彼女は、前世の
トラウマを形成した

1910年のパリと
2014年のLAへさかのぼり、

それぞれの時代で
ルイ(ジョージ・マッケイ
という青年に出会うが。。。。。

ストーリーだけを
追う人には、

辛い作品だが、2時間半も、
魅力的なレア・セドゥを

鑑賞できる
エキサイティングな作品。

「けもの」とは、
「感情」のことなのか?
3つの時代に現れる鳩、

そしてその無機質な目が
カメラのように

彼女を常に見つめている
ようにも見える。

羽がはえた
ポスタービジュアルからも、

自分の中の「けもの」
=「感情」を

消し去ることが
必要だと感じ取れる。

「MIゴーストプロトコル」や
「007」シリーズの

ボンドガールなど
大作も出るが、

「ロブスター」や
「クライムズ・オブ
・ザ・フューチャー」などの

かなり変わった
作品にも出るレア・セドゥ

本作も後者の大変ユニークな
作品に分類されるだろう。

DNA浄化センターで
感情の消去は、

黒いドロドロの
中に入って、
耳に何やら注射される。

「マトリックス」を
起草させるが、

それが、
過去(1910年)、
現代(2014年)をつなぐ。

例えば1910年のパリは
洪水に襲われており、

夫の人形工場は
火災となる。

炎の中、水中に逃げる
エピソードは
大変官能的であり、

彼女の衣装やアクセサリー、
髪型にも注目して欲しい。

LAのガラス張りの豪邸では、
バイトをしている
俳優見習いで、
そこに地震が起こる。

音楽も「雪が降る」の
日本語バージョンが
いきなり流れたり、

Evergreeenの曲など、
1970~80年代の曲や
ダンスシーンも見どころ。

共演は「1917」の
ジョージ・マッケイ。

監督は
「サンローラン」の
ベルトラン・ボネロ。

エンドタイトルでは、
名前は一切クレジットされず、

QRコードが
示されるだけの大胆さ。

出世のためなら、
感情消去しても良い
と考えている方、

レア・セドゥを2時間半
ずっと見たい方には、
超お薦めする異色作品。

共同プロデューサーは、
「わたしはロランス」や
「マミー」の
クザヴィエ・ドラン。

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