映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)
「おもいで写真」
2021年1月29日(110分)
富山に戻って
「思い出写真」を
撮ることになった
女性のドラマ。
仕事をクビになり
失意に沈む
音更結子(深川麻衣)は、
祖母が
亡くなったことを
受けて帰郷する。
母の代わりに
自分を育てて
くれた祖母を
孤独に死なせて
しまったと悔やむ中、
幼なじみの
星野一郎(高良健吾)
から老人を相手にした
遺影撮影の仕事に
誘われる。
当初は老人たちに
敬遠されるが、
一人で暮らす
山岸和子(吉行和子)
との出会いを機に、
結子は単なる
遺影ではなく
それぞれの思い出を
写し出す写真を
撮るように
なっていく。
かつての職場で
あったり、
趣味であったり、
思い出によって、
老人たちは輝きを
取り戻していく。。。。。
原作は監督の
熊澤尚人(「君に届け」
「ユリゴコロ」など)
によるが、
東京で夢破れた
女性が故郷で
再生する、
よくあるお話。
ただ、
極端に嘘が嫌いで、
お客様におべっかの
ひとつも言えない
不器用な性格の
主人公を深川が演じる。
元乃木坂46と
いうことで、
演技は
発展途上段階だが、
脇が素晴らしい。
高良健吾は
言うまでもなく、
吉行和子、加里奈、
井浦新、古谷一行など。
遺影写真が
ピンボケという
よくある話から
展開するエピソードは、
小粒ながら、
自分なら、どんな
「おもいで写真」
を撮るのか、
考えさせられる。
最後は
強引にいい話に
まとめ過ぎた感はあるが、
ラストの美しい
夕焼けシーンで、
許してあげたくなった。
同じ富山県舞台の
「大コメ騒動」
に比べて、
本当に
富山の良さが
出ていた作品。
エンドロールで、
二人の若者の
「おもいで写真」
が出たら、
もっと良かった。
泣けるまでには
至らないが、
佳作として、
見ても良い作品。
エンドタイトルに
仁科明子の名前が
あったが、
どの方かわからず。。。。
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