映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)
「14歳の栞」
2021年3月5日公開(120分)
春日部のある
中学生35人に
密着した
ドキュメンタリー。
埼玉のある
中学校の3学期、
「2年6組」
に在籍する
35人の生徒に
カメラが密着。
学校では
寝てばかりだが
家で菓子作りを
楽しむ男子、
お調子者で
よくしゃべるのに
デートでは
無口な男子、
自分のことが
嫌いな女子、
不登校の
男の子など、
それぞれに
悩みや
葛藤を抱えた
生徒たち
一人ひとりの
日常が映し
出される。。。。。
子供たちの
日常を
撮るだけで
映画になるのかと
思っていたが、
その不安は、
簡単に
一掃された。
彼らの
本音やリアル、
そして
素直な気持ちが
現れた作品は、
本当に
面白かったし、
よくここまで
撮ったな
というのが、
正直なところ。
製作スタッフ
だけでなく、
35人の
子供たちと
その親子さん達に
あっぱれと
言いたい。
劇場は、
久しぶりの満席で、
ひとつの席の
余りもない盛況。
本当に35人が
主人公であり、
実名での出演。
こんな時代に
恐ろしいとも
考えたくなるが、
企画が
しっかり
してたから、
勇気をもって、
子供たちも
答えて
くれたのだろう。
自分が、
中2だったらと
考えると、
絶対に絶対に
出たくない。
現代っ子的
なところで、
場内が笑いだす
シーンもあれば、
今も昔も
変わらない
14歳の姿を
見事に
浮彫にした
場面もある。
子供と大人が
同居している
彼らの発言は、
とても
頼もしくもあり、
時に卑屈であり、
臆病にも取れた。
部活、恋愛、
将来の夢、
など、
誰でもが
経験したことを、
今、改めて
再現させて
くれる作品。
フェイクばかりの
現代社会で、
少しばかり
リアルに
出会えた気がする。
傑作です。
すべての
14歳経験者に
超お薦めいたします。
音楽は
尾崎世界観の「栞」。
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