映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)
「水を抱く女」
(ドイツ)
2021年3月26日公開(90分)
水の精ウンディーネの
神話にインスパイアされた
愛の物語。
歴史家の
ウンディーネ
(パウラ・ベーア)は、
ベルリンの中心部
・アレクサンダー広場に
隣接した小さな
アパートに住み、
博物館でガイド
として働いている。
恋人のヨハネスが
別の女性に心変わりし、
悲しみに
暮れていた彼女は、
潜水作業員の
クリストフ
(フランツ
・ロゴフスキ)と出会う。
二人は
激しい恋に落ち、
愛を育んでいくが、
クリストフは
何かから必死に
逃れようともがく
ウンディーネの態度に
違和感を覚える。
そんな時、
クリストフは
潜水事故にあり、
脳死状態で病院に
運ばれてくる。。。。。
冒頭にふられた
彼女が
「私を捨てたら
殺すから」
というセリフの
インパクトが強いが、
すぐに
クリストフが現れ、
濃密な愛の
映画に変わる。
しかし、
彼が事故に
遭ってからの
展開は凄まじく、
見るものを
混乱させる。
元カレを
殺すシーンは、
まるで
オカルトであり、
彼女自身が
生きているのか、
死んでいるのか、
時間軸さえ
わからなくなる。
その一方で、
ラストの
ファンタジーな演出。
主演の
パウラ・ベーアの妖艶で、
魅力的な演技は、
ベルリン映画祭で
主演女優賞を
受賞しただけあって、
同じクリスティアン
・ペッツォルト監督の
難解な前作
「未来を乗り換えた男」
の時ともかなり違う。
「婚約者の友人」も
彼女の主演であり、
ドイツ映画には、
欠かせない女優
であることは
間違いない。
ミステリアスで、
見る人の想像力を
120%掻き立てる
恋愛ドラマは、
ドイツ映画初心者にも
お薦めしたい。
原題は「Undine」。
主演の4人は
「未来を乗り換えた男」
にも出てたとは、
びっくり。
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