映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)
「トキワ荘の青春」
2021年2月12日公開(110分)
デジタルリマスター版
日本の漫画の聖地
・トキワ荘を
舞台にした
青春ドラマ。
昭和30年代、
漫画の神様、
手塚治虫が住み、
彼に憧れ
明日を夢見る
若い漫画家、
石森章太郎、
赤塚不二夫、
藤子不二雄らが
青春時代を
過ごした
実在の
アパート
“トキワ荘”。
若き
漫画家たちは、
寺田ヒロオ
(本木雅弘)を
リーダーに
新漫画党を
結成する。
その中で、
売れっ子となる者、
売れない者と
明暗が分かれる。
健全で
正統派の
子供向けの
漫画の寺田も
自分の理想と
編集者の
要求の中で、
悩んでいた。。。。。。
いまや
伝説となった
トキワ荘を
舞台に、
のちに
漫画界の
重鎮的
存在になる
彼らの、
漫画に
すべての情熱を
注いだ若き
青春時代を
描く。
ただ、
後世に
有名となる
漫画家は
ともかく、
主人公も
含めて
売れない連中が
どんな漫画を
描いて
いるのかの
紹介も少なく、
極めて
不親切な作り。
トキワ荘の
住人たちについて、
ある程度の
知識がないと、
読み取れない。
また、
各エピソードは
繋がっておらず、
淡々と
その生活ぶりを
描くだけなので、
エンタメ性を
期待しないこと。
公開当時は
キネマ旬報の
ベスト10に
入る秀作だが、
せめて
売れた人と
売れなかった人の
違いを描いて
欲しかった。
売れた漫画家が
商業主義に
迎合したとは
思わないし、
昭和漫画
ファンとしては
やはり
オリジナリティが
高かったと
理解している。
桃井かおりと
時任三郎が
ちょい役で
出ているが、
それ以外は
当時無名の
新人を
起用したとあるが、
今見ると、
凄いメンバーが
集まっている。
安部サダヲ、
古田新太、
生瀬勝久、
菅原大吉などなど。
リメークすれば、
エンタメ性の
高い脚本が
描ける要素が
十分に
詰まっていると
思える。
見るなら、
住人たちの
予備知識を
入れて
鑑賞ください。
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