映画を愛して、映画大好きだからこそ！
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀｀*)
「83歳の
やさしいスパイ」
（チリ米独西蘭合作）
2021年7月9日公開（89分）
老人ホームに
潜入する
83歳のスパイの
ドキュメンタリー。
妻が他界し
新たな
生きがいを
探していた
83歳の
セルヒオさんは、
80歳から90歳の
スパイを
募集する
風変わりな
求人に応募し、
採用される。
依頼内容は
ある老人ホームの
内偵で、
親が
虐待されている
のではないかと
疑う
依頼主のため、
ホームでの様子を
毎日報告する
というもの。
スマホの
使い方などを習い、
老人ホームに
入居した彼は
人生初となる
スパイの仕事に
奮闘する一方で、
悩みを抱えた
入居者たちの良き
相談相手と
なっていく。。。。。
当初、
ドキュメンタリー
と知らず、
タイトルから
勝手に
コメディだと
思っていたら、
どうも雲行きが
怪しくなり、
驚いた。
実際に内偵を
頼まれた老人に、
老人ホームの
撮影を
許可された
チームが、
彼に焦点を
当てながら
撮影していく、
これまでに
見たことのない
ドキュメンタリー
映画。
ホーム内は
ほとんど女性
（男性はそれまでに
死んでる？）で、
彼に好意を持つ
女性たち。
外に
出ることもなく、
本当に
寂しいのだろう。
彼の誕生日を祝う、
皆の嬉しそうな顔。
一方で、彼は、
内偵しているという
うしろめたさがあり、
この仕事を
辞めたいと言う。
最後に
彼が言う
「虐待の事実はない。
ただ、
こんな内偵を
頼むくらいなら、
家族は、
ちゃんと定期的に
ホームに会いに来て
欲しかった」。
まさにその通り。
アカデミー賞
長編
ドキュメンタリー賞にも
ノミネートされた
チリが舞台の
映画は、
老人ホームの
実態が
知りたい方
（日本も同じかも）には、
是非お勧めします。
出演者の皆さん、
演技して
ないんですから。
びっくりです。
セルヒオさんの
人格がにじみ出た、
優しい映画です。
原題は
「The Mole Agent」。
もぐら探偵とでも
訳しますか。
日本にも
潜入捜査官を描いた
「土竜（もぐら）の唄」と
いうのがありました。
良かったら、こちらも併せて読んで見て下さい
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