映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)
「グリード
ファストファッション
帝国の真実」
(PG-12)(英国)
2021年6月18日公開(104分)
服飾業界の裏を暴く
社会派ブラックコメディ。
ファスト
ファッションブランドの
経営で成功した
リチャード・マクリディ卿
(スティーヴ・クーガン)は
還暦を祝うため、
元妻サマンサ(アイラ
・フィッシャー)や
息子フィン(エイサ
・バターフィールド)、
母マーガレット
(シャーリー・ヘンダーソン)ら
と共にギリシャ・ミコノス島を
訪れる。
一方、
イギリス当局から
脱税疑惑や縫製工場の
労働問題を
問いただされた彼は、
セレブたちを招いた
ド派手な宴で
自らの評判を
取り繕うことをもくろむ。
しかし
金に物を言わせるように
振る舞うリチャードと、
周囲との間に溝が
広がっていく。。。。。。
グリーディ(強欲)
・マクリディと
呼ばれた男には、
実在のモデルがいた
ということだが、
彼のパワハラぶりと
成功への欲望は
よくわかったが、
肝心の途上国での
労働問題や、
ギリシャの
難民問題などへの
掘り下げは
やや足りなかった。
全体的には、
風刺の効いたエンタメとして
とらえることができるが、
弱者の視点は省かれた。
ただ、
クライマックスで
殺人罪として
問われることは
なかったことから、
あの強欲男に
味方するものはおらず、
事件でなく事故として
処理されたのだと推測した。
「ホットファズ」や
「ナイトミュージアム」の
スティ―ヴ・クーガンが
硬軟うまく立ち回り、
うまい。
裁判劇や円形競技場の
設置なども取り込んだが、
やや詰め込みすぎなので、
もう少し焦点を
絞っても良かった。
ごく一部の成金が
世界を牛耳って、
格差社会が
どう生まれるのかを
知りたい方には
お薦めする作品。
日本にもファスト
・ファッションの会社が
少なからずあるが、
彼らも同じことを
しているのか?
考えさせられます。
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