映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)
「クライ・マッチョ」
2022年1月14日公開(104分)
イーストウッドが描く
現代のカウボーイ。
1980年、
米ニューメキシコ。
ロデオ界の元スターの
マイク・ミロ(クリント
・イーストウッド)は、
落馬事故をきっかけに
家族とも別れ、
今は競走馬の
種付けの仕事を
しながら一人で
暮らしている。
ある日、
彼は元雇用主に
メキシコにいる
息子のラフォ
(エドゥアルド・ミネット)を
誘拐するよう頼まれ、
単身メキシコに
向かう。
マイクは少年
ラフォと出会い、
二人でテキサスを
目指すが、
その道のりは
困難なものだった。。。。
イーストウッドの
最近作は、
日の当たらない
ヒーローを
描いてきたが、
本作はちょっと違う。
91歳のイーストウッドが
主演で監督の
ロードムービー。
ただ、
終わった後に妙な
余韻が残る作品。
それは、
筆者の好きな
メキシコを
舞台として
いるからなのか、
かつてマッチョ
(強い男)と
呼ばれた男の
最後の冒険を
描いているからなのか。
「グラントリノ」
「運び屋」の脚本家が、
脚本を
担当しているが、
本作の脚本は
それほど
いいものではない。
しかし、
現代に
生き残った
ラスト・カウボーイが、
最後の力で主演し、
監督として50年も
映画を作っている
集大成であると言える。
シンプルな
ストーリー展開で、
大きな山場もないが、
小粒なエピソードは
どれも印象的で、
広大なメキシコの
荒野とともに、
劇場映えする作品。
ラストでラフォは
幸せになるのか、
とても心配な
終わり方だが、
マイクと過ごした
日々は、
彼を一人前の
マッチョにしたはず。
監督としての
熟練の技は、
映画に
エンタメ性を与え、
最後まで
飽きさせない。
闘鶏のマッチョの
活躍もある年季を
感じさせる作品は、
応援の意味もこめて、
イーストウッド
・ファンに
見ていただきたい。
コメント