映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)
「真夜中乙女戦争」
2022年1月21日公開(113分)
アイドル映画だと
思って見に来た人は
しっぺ返しを食らう
難解極上物語。
上京して
一人暮らしを始めるも
友人も恋人もできず、
大学の講義も
身が入らず
無気力な日々を送る
大学生の“私”(永瀬廉)は、
ひたすら東京タワーを
眺めていた。
やがて
「かくれんぼサークル」
で出会った
美しく知的な“先輩”
(池田エライザ)に
好意を寄せるようになるが、
人の心を一瞬で
支配する謎の男
“黒服”(柄本佑)と
出会ったことで
状況は一変。
黒服と二人で
ささいないたずらを
繰り返していくうちに、
私は全ての退屈を
破壊する
“真夜中乙女戦争”
という名の
東京破壊計画に
巻き込まれていく。。。。。
永瀬簾目当て
で来た人は、
超難解でシュールな
映画に絶句する作品。
とにかく非現実を
集めたような作品で、
「ファイトクラブ」の
二番煎じと
呼ばれているが、
それもまた的外れ。
狂気の部分が
足りなさすぎる。
監督の中野健は
「チワワちゃん」
でも素晴らしい才能を
見せてくれたが、
本作でもいい味を
出してくれた。
永瀬簾は「弱虫ペダル」
「お帰りモネ」
と成長して、
ついに大人映画へ
脱皮したが、
やはり柄本佑の
存在感が際立っている。
彼無しでは、
本作は
成り立っていない。
当日は、この前に
「殺すな」を見て、
柄本佑2本立て、
さらに帰宅すると
TV「ドクターホワイト」
と3本立てとなったが、
そのカメレオン
ぶりがわかる。
また、
池田エライザは、
ブスになったり、
美しかったりと、
まさに和製
エル・ファニング。
簾君がもう一歩
踏み出してくれれば、
さらに良かったが、
原作がそうでは
ないのか?
また、
劇中で流れる映画や
映画の名セリフも
隠れた主人公であり、
これらが判る人は
強烈映画ファンだろう。
音楽は
ビリーアイリッシュの
「Happier than ever」。
散乱した映画DVDの
一番上にあった
「ロブスター」が好きな方、
東京を破壊したい方に
のみお薦めする
不可思議な
大人向けの作品。
ガキは見るんじゃないよ。
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