映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)
「ちょっと
思い出しただけ」
2022年2月11日公開(115分)
6年間の思い出を
逆行する
ラブストーリー。
東京。
2021年7月26日。
34歳の誕生日を
迎えた佐伯照生
(池松壮亮)は、
サボテンの水やり
などをしてから
ステージ照明の
仕事へ向かい、
ダンサーに
ライトを
当てていた。
一方、
タクシー運転手の
葉(伊藤沙莉)は、
客を乗せて
夜の東京を
走っている。
トイレに行きたい
という客を
降ろした葉は、
どこからともなく
聞こえる足音に
導かれて歩き出し、
照生が踊る
ステージに
たどり着く。
さかのぼること
1年前の7月26日。
照生は自宅で
リモート会議をし、
葉はマスクを
着けて
飛沫シートを
付けた
タクシーを
運転していた。
そして、さらに
その1年前の
7月26日は。。。。。
アン・ハサウェイ主演の
「ワン・ディ
23年のラブストーリー」
同様に、
ある恋人の
1日だけを
過去6年に遡って
見せる
オリジナル
恋愛ドラマ。
7月26日という
誕生日に、
二人が出会い、
デートして、
楽しんで、
そして破局し、
現在に至る物語だが、
時間が
逆行することで、
幸せな物語に
見える
不思議な効果を
出している。
時間が逆行
していることに
気づくのに
ちょっと時間を
要したが、
筆者の好きな
松井監督の狙いは
当たった。
同様な思い出が
ある人の
心には見事、
突き刺さる作品と
なっている。
音楽は、
劇中にも
出演している
尾崎世界観の
クリープハイプが奏で、
脇も
永瀬正敏、
国村準、
渋川清彦、
篠原篤、
成田凌らと豪華。
この手の
映画になると、
本当に
池松・伊藤の
二人は自然でうまい、
うますぎる。
何でもない
恋愛映画だが、
どこにでも
ある話だけに
共感できる。
東京の夜景は
朝焼けも美しい。
カップルで
見るのに、
お薦めしにくいが、
先述の
「ワン・ディ」や
「(500)日のサマー」が
好きな人には
お薦めしたい。
恋愛真っただ中の
人より、
恋愛期が
終わった人が、
第3者的に見るのに
適している作品。
お薦めします。
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