映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)
「死刑にいたる病」
(PG-12)
2022年5月6日公開(128分)
連続殺人犯に
冤罪の証明を頼まれる
猟奇サスペンス。
理想とはかけ離れた
大学生活で
悶々とした
日々を過ごす
筧井雅也(岡田健史)
のもとに、
ある日1通の
手紙が届く。
それは大勢の
若者を殺害し、
そのうち9件の事件で
死刑判決を受けている
凶悪犯・榛村大和
(阿部サダヲ)からのもので、
「罪は認めるが
最後の事件は
冤罪(えんざい)だ。
犯人はほかにいることを
証明してほしい」と
記されていた。
かつて筧井の地元で
パン屋を営んでいた
旧知の榛村の願いに
応えるべく、
法学部学生の
筧井は事件の真相を
独自に調べ始める。。。。。
学生が、
法律事務所の
力を借りるにせよ、
こんな事件に
頭を突っ込むことは
考えられないので、
そのモチベーションに
違和感があったが、
ドラマが進むにつれ、
だんだんと事件の
背景が判ってくる。
彼の本当の父は?
そして、自分では
何も判断できない母
(中山美穂)との
関係なども
うまく使っている
脚本は良くできている。
また、
日本では珍しいほどの
猟奇シーンが
出てくるのは、
監督が「孤狼の血」
シリーズでも
バイオレンスを
見せた石井和彌。
韓国映画なみの
猟奇シーンに、
岩ちゃん見たさに来た
女子は目をふさぐばかり。
淡々と語る
阿部サダヲの
恐ろしさゆえか、
大学生は心を
操られているようにも
見える。
とにかく、
いろんな伏線がうまく、
絡み合っており、
一級のサスペンスに
仕上がっていた。
冒頭、何気ない
桜の桜の花びらが
散るシーンが、
ラストでは
全く違って
見える演出も、
凄すぎる。
PG-12は甘く、
R-15以上の
サイコパス映画だけに、
心臓の弱い方は、
遠慮された方が
よいかと。
おぞましい
シーンもあるが、
見る人を攪乱する
秀逸な謎解き
ゲームは、
やはり
お薦めしたい作品。
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