「百花」のあらすじとネタバレ⁈記憶を失う母と息子の過去と現在が交錯する愛の物語。

2022年
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映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)

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「百花」
2022年9月9日公開(104分)

記憶を失う母と
息子の過去と
現在が交錯する
愛の物語。

過去のある
事件をきっかけに、

すれ違うようになった
葛西泉(菅田将暉)と
母・百合子(原田美枝子)。

結婚した泉に子供が
産まれようとするころ、

百合子が認知症と
診断される。

彼女の記憶が
失われていく一方で、

泉は親子の時間を
取り戻すかのように
献身的に母を支えていた。

ある日、
泉は母の部屋で
1冊のノートを
見つける。

そこには彼が決して
忘れることのできない
事件の真相が
つづられていた。。。。。

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認知症に関する
映画は洋画なら
「ファーザー」
「選ばれなかった道」、

邦画でも
「ペコロスの母に
会いに行く」

「長いお別れ」
「キセキの葉書」
「海辺のリア」など
挙げればきりがないほど。

その激戦区に、
プロデューサーであり、

本作の原作者
でもある川村元気が、

初監督として
挑戦した。

しかも、
原田美枝子菅田将暉
長澤まさみという
3人を連れて。

俳優陣の頑張り
はあったが、

作りとしては
無難なデビューを
狙いすぎたのか、

大きな感動がない
凡作となってしまった。

物語の説明は、
かなり不足しているので、

見ている人は
感覚で追うしかなく、

過去と現在が
たびたび交錯する
設定に振り回される。

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特に、
それは突然の
神戸生きと
阪神淡路大震災の
シーンにも現れていた。

認知症が進行し、
卵を何パックも
買ってくる母。

時に幻想を見たり、
俳諧したり。

一方で、息子は、
こども時代の
記憶が曖昧で、

母の言う
「半分の花火」すら
覚えていない。

記憶がいかに
不確実で、

時に都合のいいように
書き換えられたり
することもあるが、

それも含めて、
自分を捨てた親を許し、

自分も不安を
かかえながら
父となっていく姿は
リアルに描かれていた。

「百花」とは、
たくさんの花を
意味するが、

映画に出てきた花は
すべて一輪差し。

それとも、
あの半分の
花火のことを
「百花」と
例えたのか?

母と子の愛情について
問いかける作品であり、

美しいシーンも
たくさんある。

年配の両親を持つ方、
これから親になる方は、
見て損がない作品。

それにしても、
原田美枝子は、

今と約30年前を
一人で演じているのは
凄いし、
とにかく肌が美しい。

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