映画を愛して、映画大好きだからこそ！
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀｀*)
「もう、歩けない男」
（R-15）
2023年2月23日公開（100分）
幸せの絶頂から
四肢麻痺で
絶望に落ちる
男の再生ドラマ。
デトロイト。
アダム(アーロン
・ポール)は、
勤めている
保険会社で
出世し、
一目ぼれした
女性と婚約して
一軒家を
購入するなど、
公私共に
充実した
日々を
送っていた。
ところが、
新居購入を祝して
パーティーを
開いた際、
酒に酔った
勢いで
頭から池に
飛び込んで
脊椎を損傷し、
全身麻痺に
なってしまう。
休職せざるを
得ず、
婚約者からの
連絡も
途絶えた
アダムは、
絶望するあまり
自暴自棄になる。
それでも、
リハビリ施設で
できた仲間や
ホームヘルパーと
交流するが、
すぐに切れる
性格が災いし、
いろんな
トラブルを
起こす。。。。。。
自分の誤りで、
歩けなくなった男が
「やっちまった」
ことを反省
することもなく、
周りに当たり
散らす作品で、
筆者には
やや共感
できなかった
部分もあった。
最後の最後で
ようやく、
自身の
過ちを認め、
皆の助けがないと
生きられない
ことに気づくが、
そこまでが
長かった。
特にロシア系
ヘルパーの
エボゲニア役の
レナ・オリンは
印象的で、
彼女が
エロビデオを
渡して、
下半身の復活を
させることから、
本来の生きる
意味に気づく所は、
実話ベースを
感じさせる
エピソード。
そのエロビデオが
出るために
R-15指定と
なっているが、
他は極めて
真面目な作り。
同系統の映画に
リリー・フランキーの
傑作
「パーフェクト
・レボリューション」
があるので、
併せて見て
欲しい。
とにかく、
冒頭の兄弟の
思い出からも、
アダムは短気で
感情的である
ことは分かるが、
大人げない行動を
見る人は
どう受け止めるのか。
歩くことも、
風呂に入ることも、
トイレさえも
できなくなった
絶望感や屈辱感を
味わった人にしか
分からないのだろう。
苦しみもがく
男の復活を
見たい方、
今、
死にたいと
考えている方が
いれば、
本作は希望の
光になりえるだろう。
共演は
「プラトーン」
などの
トム・ベレンジャー。
原題は
「Adam/Quad」。
Quadは
四肢麻痺の意味。
ラストに本人や
ヘルパーさんらの
写真も出てきます。
酒を飲んだら、
池に飛び込まないこと！
今日の教訓。
良かったら、こちらも併せて見てみて下さい。
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