映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)
「シャイロック
の子供たち」
2023年2月17日公開(122分)
銀行の
不祥事を描く
池井戸潤小説の
映画化。
ある日、
東京第一銀行の
小さな支店で、
現金100万円が
紛失する
事件が起きる。
ベテラン
お客様係の
西木(阿部サダヲ)は、
同じ支店に
勤める愛理
(上戸彩)や
田端(玉森裕太)と
協力して事件の
真相を探る。
この支店には、
出世コースから
外れた支店長の
九条(柳葉敏郎)、
超パワハラ
副支店長
・古川(杉本哲太)
がおり、
嫌われ者の
本店検査部の
黒田(佐々木蔵之介)が、
内部監査に
やってくる。。。。。
まあ、
メガバンクは
悪人の巣窟
みたいな映画で、
展開は
それなりに
面白かったが、
やはり
突っ込みどころは
満載。
まず
阿部サダヲが、
100万円の
振り込み書を
見つけた段階で、
社内の誰にも
報告せず、
3人で探偵まがいの
捜査を始める。
こんなことは
ありえないでしょ。
もちろん、
社内報告すれば、
支店長に
つぶされるのが、
分かっているので、
辻褄合わせで
言わなかったのは
分かるのだが。
また、
居酒屋での
打ち合わせも、
あんな所に
容疑のかかった滝野
(佐藤隆太)を
呼び出す?
さらに、
西木が闇金に
500万円返す時、
領収書も
何ももらわないの?
それでは
借金帳消しに
ならないよ?
結局、
豪華キャスト陣
だけが売りで、
せっかくの原作を
生かせなかった
凡作となって
しまった感がある。
原題の
「シャイロック」は
シェークスピアの
「ヴェニスの商人」
に出てくる
強欲な金貸し
のことで、
今も昔もお金に
心動かされる
悪い奴が多い
ということだろう。
冒頭の
「借りた金は、
返せばいい
というもんじゃない」
という
佐々木蔵之介の
セリフの意味は
よく分かった。
池井戸潤先生には、
民間の
悪行だけでなく、
政府の金に
関わる問題も
大いに暴露して
欲しいと
期待している。
話はそれたが、
ビジネス映画が
好きな方には
お薦めするが、
まあTVで
見てもいいかな作品。
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