映画を愛して、映画大好きだからこそ！
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀｀*)
「コクリコ坂から」
TV鑑賞
2011年7月16日公開（91分）
「なかよし」の
少女漫画を
ジブリが映画化。
1963年（昭和38年）
の横浜、
港の見える丘に
あるコクリコ荘に
暮らす
16歳の少女
・海（長澤まさみ）は
毎朝、
船乗りの
父に教わった
信号旗を海に
向かって
揚げていた。
ある日、
海は高校の
文化部部室の
建物、
通称
「カルチェラタン」
の取り壊しに
反対する
学生たちの運動に
巻き込まれ、
そこで
1学年上の
新聞部の
少年・俊
（岡田准一）
と出会う。
2人は徐々に
ひかれあって
いくが。。。。。
映画公開時以来の
鑑賞となったが、
当時は
感じなかった
「今より良い時代」
に見えた。
2011年当時は、
まだ
日本の国力もあり、
多分世界2位を
維持しており、
映画の舞台と
なった1963年
より便利で、
平和な時代だった。
しかし、
「失われた30年」
が経ち、
日本の国力も
地に落ち、
世界で戦争も
拡大する今、
改めて
本作を見ると
1963年の方が
輝いて見える。
横浜の街には
オート三輪が
走り、
オロナミンCの
看板、
洗濯機は
搾り機付きで、
ガリ版で
印刷する。
東京の街には
東京五輪の
ポスターが
貼られ、
チオクタンの
看板があった
古き良き時代。
レトロな
懐かしさ
だけでなく、
学生たちが
討論集会を
開いて、
自分らの
将来を真剣に
考えていた
時代を
表現した。
まさに今、
公開中の
「君たちは
どう生きるか」を
実践していた
時代であり、
学生らは
大人に
なるための
知識や
教養をつけ、
考え方を
述べていた。
今は
「Chat GPT」が
考えてくれるので、
何もしなくて
良いのか？
便利な時代
にはなったが、
果たして
それでいいのか
考えさせられる。
映画は
「ゲド戦記」で、
たたかれた
宮崎吾郎監督の
第2作目。
ジブリ作品
としては
小粒な感じだが、
単に淡い恋を
描いただけでなく、
いろんなことを
考えさせられた。
TVでは
坂本九が
「上を向いて歩こう」
を歌い、
「朝ごはんの歌」も
素晴らしい。
もちろん
メインテーマの
「さよならの夏
～コクリコ坂から～」
は手嶌葵が、
優しく歌う。
筆者は
20歳の時、
初めてパリの
カルチェラタン
（文化地区＝学生街）
を訪れた、
多くの学生や
絵を書く人を
見たが、
あの独特の
ムードは
今も変わらない
のだろうか？
2011年の
日本アカデミー賞
アニメ最優秀作品は、
若い人にも
何かを考えて
欲しい今、
見て欲しい
作品。
超お薦めです。
良かったら、こちらも読んで見て下さい。
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