映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)
「ジェーンと
シャルロット」
(仏)
2023年8月4日公開(92分)
ジェーン・バーキン
母娘の愛の
ドキュメンタリー。
2018年、東京。
娘シャルロット
・ゲンズブールは、
母のコンサートで
映画の撮影を
始めた。
伝説的歌手
セルジュ
・ゲンズブールの
パートナーとの
娘であり、
それぞれの時代を
センセーショナルに
彩るフレンチアイコン
でもあった
ジェーンと
シャルロット。
特異な環境下で
家族の形を
築いてきた
母娘の間には、
他者を
前にした時に
つきまとう
遠慮のような
感情があり、
2人は自分たちの
意志とは
関係のない
ところで
距離を
感じてきた。
両親が
別れた後、
父セルジュのもとで
成長した
シャルロットには、
ジェーンに
聞いておきたい
ことがあった。
異父姉妹のこと、
次女である
自分よりも
亡き長女
ケイトを
愛していた
のではないか
という疑念、
公人で
母で女である
彼女の半生とは
一体どんな
ものだったのか。
彼女は
撮影を通して、
これまで
母に聞けなかった
ことを聞く。。。。。
最近では
「メランコリア」
「ニンフォマニアック」など、
ちょっと
過激な
映画が続いた
シャルロットが、
初監督で、
母の遺作となる
作品を撮った。
7月に
亡くなったばかりの
バーキンを
筆者が
認知したのは、
1978年版の
「ナイル殺人事件」
だろう。
TVでは
アランドロンと
共演した
「太陽が知っている」
で見てたかも。
とにかく、
当時は凄い
べっぴんさんで、
強烈な
メモリーを
残してくれていた。
2人とも多才で、
映画だけでなく、
歌手や
モデルとしても
確固とした
地位を持つ。
今回驚いたのは、
シャルロットの写真。
映画の中にも
ふんだんに
出てくるが、
プロ顔負けの
スチルカメラマンぶりを
発揮。
見どころは、
母が生きている間に
撮影し、
自分の思いを
母に伝えた点だろう。
同じような
真っ白な
衣装を着たり、
ラストの砂浜の
シーンも
本当に美しいし、
何より母が
結婚した
3人の男性や
異母兄弟に
ついても話を
していく。
映画の中では、
7年前に
遺産分割を
しないと、
と冗談めいた
会話もあったが、
それよりも
早く逝って
しまった。
冒頭が
日本なのも、
東日本大震災で
駆けつけてくれた
ジェーンの
日本びいきが
あったのかも。
お母さんと
何かわだかまりが
ある方、
エルメスの
定番バック
「バーキン」を
お持ちの方には
お薦めしたい作品。
有名な母の
過去からを
紐解いて
絶賛するような
内容でなくて、
良かった。
バーキンも
安心して天国に
行ったと思います。
合掌。
『こちらの『ナイル殺人事件』には、バーキンは、出ていないリメイク版ですが、良かったら、併せて見てみて下さい』
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