映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)
「Close/クロース」
(ベルギー・仏・蘭合作)
2023年7月14日公開(104分)
思春期の純真な
男の子を描く
カンヌ・グランプリ
作品。
ベルギー。
13歳のレオ
(エデン・ダンブリン)と
レミ(グスタフ
・ドゥ・ワエル)は、
学校でも
放課後でも
一緒に時間を
過ごす
大親友だった。
しかし、
ある時、
2人の親密すぎる
間柄を
クラスメイトに
からかわれたことで、
レオはレミへの
接し方に戸惑い、
そっけない
態度を
とってしまう。
そのせいで
気まずい
雰囲気になる中、
2人は
些細なことで
大ゲンカを
してしまい。。。。。
13歳の男の子は
まだ子供、
女の子は
大人になろう
としている時期。
この微妙な
時代は
世界共通で、
誰もが
経験したことを
見事に映画化した。
ベルギー出身の
ルーカス・ドン監督は、
「Girl/ガール」
(2018年)では
若年者の
性同一性障害
を描き、
予告編を
見た時に
今回も
LGBTQかなと
想像させたが、
全く
違っていた。
ある意味
予想外の展開で、
主人公の
痛いほどの感情が、
ひしひしと
伝わってきて、
心が痛くなる。
セリフは
少ないが、
静かな
シーンの間に
アイスホッケーの
練習や試合の
シーンが入り、
一度感情が
リセットされる
構成には驚いた。
しかし、
ラストでは
さすがに
見る者の感情を
大きく揺さぶる
ことになる。
子役の美少年
二人がうまく、
表情も豊か。
また、
レオの家族が
経営する
農園の花々が
美しく、
それを
駆け抜ける
シーンは
印象に残る。
一方で、
レミのお母さんは、
産科の病院勤務で、
毎日、
新しい命が
生まれて
くることに、
どんな
感情を抱いて、
赤ちゃんを
取り上げていたのか、
考えただけでも
苦しくなる。
米アカデミー賞でも
外国映画部門
ノミネートの作品は、
現在、
超満員で
上映中です。
お見逃しなく!
超お薦めの
デンマーク映画です。
良かったら、こちらも併せて読んで見て下さい。
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