映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)
「ウェルカム
トゥ ダリ」
(PG-12)米英仏合作
2023年9月1日公開(97分)
ダリの
アシスタントの
目を通した
奇想天外な
人生絵巻。
1985年、
サルバドール
・ダリ
(ベン・キングスレー)が
火事で重傷を
負ったという
ニュースが
世界に衝撃を
与える。
それをテレビで
知った
ジェームス・リントン
(クリストファー
・ブラヘニー)は、
ダリと過ごした
奇想天外な
日々を思い出す。
1974年、
ニューヨーク。
画廊で
働きはじめた
ジェームスは、
憧れの芸術家
ダリと出会う。
圧倒的な
カリスマ性を
持つダリと、
彼に負けない
オーラを放つ
妻ガラ
(バルバラ・スコバ)に
気に入られた
ジェームスは、
ダリの
アシスタントを
務めることになり、
ダリが生み出す
不思議で危うい
世界へと足を
踏み入れていく。。。。。
溶けたような
時計や変形した
肉体など、
その絵を
見れば、
生涯忘れる
ことの無い
奇抜な
前衛芸術家のダリ。
彼と、
その上を行く
奇人の妻
ガラのNYと
スペインでの
生活を、
アシスタントに
なった男性の
目を通して描いた
伝記的ドラマ。
個展が
近づくのに、
作品を
作らないで、
毎日パーティーに
明け暮れるダリ、
その尻を
叩きながらも、
若い
ミュージシャンに
お金を貢ぐ妻。
それでも
妻への異常な
愛情を示し、
ありえない
光景を
見せつけられる
作品。
個性的な
口ひげと
絵だけでなく、
ファッション、
彫刻、音楽と
なんでも
シュールに
仕上げる
彼のアートに
ジェームズは
虜になってしまう。
日本で言えば
岡本太郎だが、
とても凡人には
理解できない
世界が
描かれている。
原題は
「DALI LAND」と、
パーティーに
入る際に
「Welcome to
DALI LAND」と
招待される。
筆者は、
2001年だったか、
ロンドン
・テムズ河畔で、
ダリ展を
見に行ったが、
その異様な作
品群は
今も
忘れられない。
ただ、
本作の中では、
作品そのものは
出て来ず、
製造過程
のみである。
本作では
作品が主役でないし、
ライセンスの
関係で
出せなかったのかも。
それにしても、
稀代の
芸術家であり、
この変人の
変人たる
ゆえんを
知るには、
絶好の作品として
お薦めしたい。
主人公は、
「ガンジー」で
アカデミー賞受賞し、
テロリストから
大古の歴史的人物、
SFまで
何でもこなす
ベン・キングスレー。
そして
若き日の
ダリはなんと
「ザ・フラッシュ」の
エズラ・ミラー。
天才とは、
やはり
理解できない。
ただ、映画は
超お薦めです。
良かったら、こちらも併せて読んで見て下さい。
コメント