映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)
「光」
(大森立嗣監督)(R-15)
2017年11月25日(137分)
三浦しおんの小説を
映画化した問題の愛憎劇。
東京の離島・美浜島で暮らす
中学生の信之はある夜、
男に襲われた恋人の
美花を救うため、
殺人を犯してしまう。
その直後、地震が発生、
島を大津波が襲い信之、
美花、幼なじみの輔(たすく)と
数人の大人だけが生き残る。
そして25年後、
信之(井浦新)は
島を出て妻(橋本マナミ)と
子と普通に生活していた。
一方、美花(長谷川京子)は、
芸能界で成功を収めていた。
その二人の前に輔(瑛太)が現われ、
過去の殺人をばらすと言い寄る……。
まぶしすぎる島での青春時代が、
月の光(と海への反射した月)の
シーンを境に、津波で一変し、
25年後に移る。
あの月の光は悪いことの
予兆なのか?
4人の主人公が
うごめく日常が、
瑛太の暴力おやじ
(平田満)の出現で、
どろどろした物に
変わっていく。
その時も月の光が出てたのか?
人間の欲望の悪いところばかりが
見せつけられる映画で、
同じ三浦しおんの
「まほろ駅前」や「舟を編む」
とは種を異にする。
圧倒的な独善性で、
岡本太郎の作品や、
凄いノイズの音楽が
入ってくるので、
誰にでもお薦めしにくいが、
個人的には好きな作品。
橋本マナミは発展途上ながら、
体当たりの演技で評価したい。
後味が悪くても
構わない方には、
お薦めです。
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