映画を愛して、映画大好きだからこそ！
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀｀*)
「春画先生」
（R-15＋）
2023年10月13日公開（114分）
春画先生と
その弟子達の
春画偏愛コメディ。
肉筆や木版画で
人間の性的な
交わりを描いた
「春画」の
研究者である
「春画先生」こと
芳賀一郎
（内野聖陽）は、
妻に先立たれて
以来、世捨て人
のように研究に
没頭する日々を
過ごしていた。
そんな
芳賀から
春画鑑賞を学ぶ
春野弓子
（北香那）は、
春画の奥深い
魅力に
のめり込んで
いくと同時に、
芳賀に恋心を
抱くように。
やがて、
芳賀が執筆
している
「春画大全」の
完成を急ぐ
編集者・辻村
（柄本佑）や、
芳賀の亡き妻の
姉である一葉
（安達祐実）の
登場により、
大きな波乱が
巻き起こる。。。。。
江戸時代には
禁制品となり、
タブー視された
春画の魅力に
魅かれる
面々の真面目で
少しエッチな
三角関係
ラブストーリー。
歌麿や北斎に
代表される作品は、
必ずしも
好色男のための
物でなく、
風刺画として
広く大衆
エンタメとして
広がっていたが、
今は一部の
愛好家のもの
となっている
らしい。
本作では
無修正の春画を
R-15（本来なら
R-1８）で、
見られるが、
温泉地に多い
秘宝館めぐりを
していた筆者には、
特別にエロいと
感じるものでは
なかった。
むしろ、
人間以外の
蛸や人魚の春画に
エロチシズムを
感じた。
前半を
盛り上げるのは、
「火口のふたり」
の柄本佑。
いい加減な
バイセクシャル男が
様になっている。
文化勲章受章の
内野に一歩も
引かないのが、
「ペンギン
・ハイウェイ」などの
北香那。
この体当たり
演技には
びっくりした。
いつの間にか
家政婦に
なっており、
鰹節を削る
だけでなく、
弟子として
春画に
溺れていく
女性を怪演。
鳥のセキレイも
何回か出てくるが、
交尾の意味を
知りたい方、
春画に興味の
ある方は是非。
結構、笑えます。
劇中に出てきた
ゾンビ映画は
「デッド・ドント・ダイ」
（2020年、
ジム・ジャームッシュ監督）
ですね。
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