「アイアンクロー」のあらすじとネタバレ⁈「呪われた家族」を描くプロレス映画の傑作。

2024年
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映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)

「アイアンクロー」

2024年4月5日公開(132分)

「呪われた家族」を描く
プロレス映画の
傑作。

テキサス。
1980年代初頭、

元AWA世界
ヘビー級王者の

フリッツ・フォン
・エリック
ホルト・マッキャラニー)に

育てられた
ケビン(ザック・エフロン)、

デビッド、ケリー
ジェレミー・アレン
・ホワイト)、

マイクの兄弟は、
父の教えに従い

プロレスラーとして
デビューし、

プロレス界の
頂点を目指していた。

しかし、
世界ヘビー級
王座戦への

指名を受けた
三男のデビッドが、

日本での
プロレスツアー中に
急死したことを
皮切りに、

フォン・エリック家は
次々と悲劇に
見舞われ、

いつしか
「呪われた一家」と

呼ばれるように
なっていく。。。。。

プロレス一家の
実話をベースにした
愛の物語だが、

兄弟姉妹の多い
多い筆者は
衝撃どころか、
打ちのめされた。

父のエリック
と言えば、

オールド・プロレス
・ファンなら

誰もが知る
最恐ヒールで、

必殺技
「アイアンクロー
(鉄の爪)」を武器に、

馬場や猪木を
苦しめた。

しかし、まさか、
その強い父に
育てられた

4人の兄弟
レスラーが
いたことは
知らなかった。

世界一強い
家族の栄光と
悲劇を描いたのは、

「不都合な理想の夫婦」
のショーン・ダーキン監督。

主演の
ザック・エフロンの
筋肉は半端なく、

これはCGか
ボディスーツ
じゃないかと
思えるほど。

「グレーテスト
・ショーマン」
(2017年)、

「テッド。バンディ」
(2019年)で、

アイドルから
完全脱出した。

そして
思い出したのは、

スピルバーグ監督の
「プライベートライアン」。

4兄弟の内
3人が戦死し、

末弟を救出に
向かう物語だが、

本作でも
息子たちの死に

最後は
向き合えなくなる

母ドリスを
モーラ・ティアニー
静かに演じた。

救いは
ケビンの妻となる
リリー・ジェームス
のセリフ。

「呪いも悪運もない、
幸運は自分で
つかみに行く」。

彼女は
フォン・エリック家に

真風を吹き込んだ
重要な役柄。

レスリング映画には
「レスラー」

「ファイティング
・ファミリー」

「フォックス
・キャッチャー」などの
傑作が多いが、

本作も傑作の
仲間入りした作品。

もう少し、
父の活躍を

描いても
良かったと思うが、

プロレスを
知らない人にも

強烈なメッセージが
伝わる作品は
勿論、超お薦め。

デヴィッドが
名古屋で亡くなり、

4男ケリーが、
モスクワ五輪
ボイコットで、

やりなげ選手から
プロレスに
転身するなど、

運命を
感じてしまうが、
事実と思いたくない。

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