「シサム」のあらすじとネタバレ⁈アイヌと倭人の交易と闘いを描く歴史ドラマ。

2024年
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映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)

「シサム」

   (PG-12)
2024年9月13日公開(114分)

アイヌと倭人の
交易と闘いを描く
歴史ドラマ。

江戸時代前期。

北海道南西部に
位置する松前藩は、

アイヌとの
交易品を

主な収入源
としていた。

松前藩士の
息子である

孝二郎(寛一郎)と
兄の栄之助
三浦貴大)は、

アイヌとの
交易で得た品を

他藩に売る
仕事をしている。

ある日、
栄之助は使用人
善助(和田正人)の

不審な行動を
見つけるが、

そのせいで善助に
殺されてしまう。

復讐のため
善助を追って

蝦夷地へ向かった
孝二郎は、

そこで異なる
文化や風習に触れ、

それを理解
することで

自身の人生を
見つめ直していく。。。。。

実話に基づく
異文化の交流と
反発を描くことで、

未来の平和を
考えさせられる
ドラマ。

自然と融合し、
人を殺さない
部族に対し、

倭人は
愚かな隣人
(シサム)と
呼ばれていた。

アイヌにとって、
彼らの土地は

カムイ
(神格を有する
行為の霊的存在)から

預かった
ものであり、

自然と
共存している。

そこに
交易を理由に

侵略者が
現われる。

まさに
「アバター」であり、

「ダンス・ウィズ
・ウォルブス」
の世界。

かつて
アメリカ白人が

インディアンと
闘ったように、

日本にも
このような
黒歴史が存在する。

「ゴールデンカムイ」
のような

漫画エンタメで
アイヌに興味を
持った人なら是非、

硬派な本作も
見て頂きたい。

主演には
「せかいのおきく」
「ナミビアの砂漠」
寛一郎

剣術の腕は
もひとつだが、

若い感性で
アイヌの生活を

受け入れる
若侍を演じる。

脇には、
緒方直人富田靖子
古川琴音要潤
三浦貴大などが固める。

特に
サヘル・ローズの
青い唇は、

「ジョーカー」
のような強烈な
インパクトがある。

化粧かと思ったが、
調べると、

あれは入れ墨
だそうな。

監督は
「タイム・スクープ・ハンター」
の中尾浩之。

アイヌのことを
あまり知らない方には
是非見て頂き、

過去の話
ということではなく、

憎しみの連鎖を
断つべき今、
考えて欲しい。

音楽は
中島みゆきの
「一期一会」。

これも
素晴らしい楽曲。

アイヌ語を
しゃべる俳優陣には
拍手を送りたい。

あのポヨーン
という音を出す楽器は
何というのだろう?

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