「めくらやなぎと眠る女」のあらすじとネタバレ⁈村上春樹原作の短編を初アニメ化。

2024年
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映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)

「めくらやなぎと眠る女」

フランス・ルクセンブルク
カナダ・オランダ合作
(PG-12)
2024年7月26日公開(109分)

村上春樹原作の
短編を
初アニメ化。

2011年、

東日本大震災から
5日後の東京。

テレビで
震災の被害を

伝えるニュースを
見続けた
キョウコは、

夫・小村に
置き手紙を
残して姿を消す。

妻の突然の
失踪に呆然
とする小村は、

ひょんなことから
中身の知れない
小箱を、

ある女性に
届けるため

北海道へ
向かうことになる。

同じ頃、
小村の同僚・片桐が

帰宅すると
2本脚で

立ってしゃべる
巨大なカエルが
待ち受けていた。

「かえるくん」と
名乗る
その生き物は、

次の地震から
東京を救うために

片桐のもとに
やってきたという。

大地震の余波は
遠い記憶や

夢に姿を
変えながら、

小村やキョウコ、
片桐の心に
忍び込んでいく。。。。。

文学的な
村上作品を

アニメ化した
シュールな作品。

東京に
地震を起こす

地下の大ミミズ
(なぜか「なまず」
ではない)を退治しに、

他人からは
見えない
カエル君と行く。

原作は
「かえるくん、
東京を救う」などの

短編だが、
未読。

筆者は
「ノルウェイの森」

「海辺のカフカ」
などは、

大変好きな
村上作品だが、

本作は
アニメながら、

村上春樹らしさを
醸し出していると
感じる。

映像は
モーションキャプチャを
利用しており、
独特のタッチ。

ただ、
日本人の顔は、

小さな目が
離れており、

平たい顔という
ステレオタイプで、

日本人には
見分けがつくが、

欧州の人には
見分けがつくのかと

余計な心配を
してしまった。

監督は
フランスの
ピエール・フォルデス。

日本語版は
見ていないが、

英語版は、
日本人が
英語を話す

不思議さも
感じながら、

あまりに小説的な
表現を
味わってみよう。

アヌシー国際
アニメ映画祭で、

審査員賞を
受賞した作品は、

村上春樹ファン
ならチャレンジ
すべき作品だろう。

劇場内は
結構な人が
入っており、

ラストの迷子猫
ワタナベの出現を
確認した後は、

ほっこりした気分で
劇場を出たのでは
ないだろうか?

原題は
「Blind Willow,
Sleeping Woman」。

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