映画を愛して、映画大好きだからこそ！
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀｀*)
「化け猫あんずちゃん」
（日仏合作）
2024年7月19日公開（94分）
新しい技術が
詰まった化け猫
コメディ・アニメ。
伊豆の田舎。
ある豪雨の日、
寺の住職が
段ボール箱の中で
鳴いている子猫を
見つける。
その猫は
「あんず」と
名付けられて
大切に
育てられるが、
奇妙なことに
20年が過ぎても
死ぬことはなく、
30年経った頃には
人間の言葉を話して
人間のように
暮らす化け猫と
なっていた。
現在37歳の
あんずちゃん
（森山未來）は、
原付バイクに
乗って移動し、
マッサージ師の
アルバイトを
している。
ある日、
親子ゲンカ
したまま行方が
わからなく
なっていた
住職の息子が、
11歳の娘かりんを
連れて寺に
帰ってくる。
かりんの世話を
頼まれた
あんずちゃんは、
仕方なく
面倒を見る
ことになるが。。。。。
あんずの造形は
昭和のテイストがする
アニメアニメした
タッチだが、
それとは
対照的にこじらせ
女子のかりんの
表情が凄い。
ロトスコープ
という
新しい技術を
使っているようで、
舌打ちしたり、
困ったふりして
助けて
もらったりと、
いろんな表情を
アニメで
見せてくれる。
ゆるい37歳の
中年おっさん猫は、
人間より人間臭く、
現代っ子との
やりとりが面白い。
森山未來の
「にゃはっはっは」
という笑い方、
遠い記憶を
思い出させる。
他に市川実和子、
宇野祥平、青木崇高
らがVCに。
監督は
「一秒先の彼」
「カラオケに行こ！」の
山下敦弘と、
新しい才能
久野遥子の
2人による。
特に久野の才能は
フランス側に
評価されたのではと
感じる。
仏アニメ
「リンダはチキンを
たべたい」にも
拗らせ女子が
主人公だったが、
通じるものを
感じた。
音楽は
「またたび」。
猫の好きなものと、
「また、旅に行こう！」
をかけて
ユニークな楽曲。
人間社会に
馴染んで、
パチンコに行く
化け猫が、
少女の夢である
お母さんに逢うために
貧乏神らと
地獄へいって、
閻魔様や
鬼たちをかきまわす
アニメは
超お薦めの作品。
大人にも
楽しめる
ハートウォーミング作品で、
カンヌや
アヌシー国際
アニメ映画祭にも
出品された。
小学5年生の
ひと夏の成長を
見せるだけでは
ありませんよ。
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