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映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)
「劇場版アナウンサーたちの戦争」
2024年8月16日公開(113分)
戦時中の
NHKアナウンサーの
葛藤、苦悩を描く
実話ドラマ。
太平洋戦争中、
アナウンサーたちは
声の力で
戦意高揚を図り、
偽情報で敵を
混乱させた。
1941年12月8日、
天才アナウンサーと
呼ばれた
和田信賢
(森田剛)と
若手アナウンサーの
館野守男
(高良健吾)は、
ラジオで開戦の
第一報を伝えて
国民を熱狂させる。
その後も2人は
緒戦の勝利を
力強く伝え続け、
国民の戦意を
高揚させていく。
同僚アナウンサーたちは
南方占領地に
開設された
放送局に次々と
赴任して現地の
日本化を進め、
和田の恩人である
米良忠麿(安田顕)も
前線の
マニラ放送局に
派遣される。
一方、
新人女性アナウンサーの
実枝子(橋本愛)は、
雄々しい放送を
求める軍や
情報局の圧力により
活躍の場を
奪われてしまう。
やがて戦況が
悪化するなか、
大本営発表を
疑問視する
ようになった和田と
「国家の宣伝者」を
自認する
館野は
激しく衝突する。。。。。
昨年2023年8月14日の
「NHKスペシャル」で
放映された
ドラマを再編集して
映画化。
編集のせいか、
ややつながりの
悪い所もあるが、
終戦の
この時期に見る
価値のある
熱量のある作品。
筆者はドラマは
未見。
「夢の機械(ラジオ)を
悪魔の拡声器」に
変えたくなかった
アナウンサー達だが、
時代の流れに
逆らえず、
国民を鼓舞する
こととなる。
大東亜共栄圏の
広がりや縮小が
よくわかる作りで、
歴史を
知らない人にも
見やすい。
俳優陣の演技は
素晴らしく、
森田剛、橋本愛、
高良健吾はもちろん、
浜野謙太、藤原さくら、
中島歩、渋川清彦、
古館寛治、安田顕、
小日向文也、水上恒正ら、
と豪華キャスト。
監督は、
ドラマを演出した
一木正恵。
ラジオも
今の嘘ばかりの
SNS同様に
プロパガンダなどに
使われた歴史も
よくわかる作品は、
超お薦め。
多くのNHK
アナウンサーの
その後も
描かれるが、
幻の1940年
東京五輪で
スポーツ・アナを
できなかった
和田が
ヘルシンキで
五輪中継をやり、
そのまま40歳で
亡くなったのは、
なんとも切ない。
戦争があったことを
忘れないためにも
見るべき作品。
橋本愛が
美しすぎる。
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