「ルックバック」のあらすじとネタバレ⁈京アニ事件を鎮魂する読み切り漫画の劇場版アニメ。

2024年
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映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)

「ルックバック」

2024年6月28日公開(58分)

京アニ事件を
鎮魂する

読み切り漫画の
劇場版アニメ。

山形県。

学生新聞で
4コマ漫画を
連載し、

クラスメイトからも
称賛されている

小学4年生の
藤野(河合優美)。

そんなある日、
先生から、

同学年の
不登校の生徒

京本
吉田美月喜)の
描いた

4コマ漫画を
新聞に載せたいと
告げられる。

自分の才能に
自信を抱く
藤野と、

引きこもりで
学校にも
来られない京本

正反対な
2人の少女は、

漫画への
ひたむきな

思いで
つながっていく。

しかし、ある時、
すべてを

打ち砕く
出来事が起こる。。。。。

2021年発表の
漫画、

アニメ未読ながら、
31歳そこそこの
藤本タツキと

監督・脚本の
押山清高の
才能に驚いた。

今後にも
期待したい
クリエーター。

映画鑑賞後に
公式HPにある

原作の
冒頭部分だけ
読んだが、

ほぼ原作どおりで、
アニメへの
再現度は高い。

静止画像が
多いのは、

漫画版への
リスペクトだろうか、

それが逆に
次の動きを

強調することと
なった。

また、後半の
パラレルワールドは、

京アニ事件を
連想させ、

もうこんなことは
起こって欲しくない

皆の気持ちを
代弁する
作品となった。

この部分が
シャロン・テート
事件を描いた

「ワンスアポンアタイム
・イン・ハリウッド」の

オマージュと
言われているようだが、

4コマ漫画が
世界をつなぐ
作品として、

得に気には
ならなかった。

一度、漫画を
やめた主人公が、

負けたと感じ
た京元に

「ファン」だと
言われて
ルンルンになり、

再び描き始める
モチベーションになる。

そして、
互いが互いを
必要とするが、

狂気の事件が
起こる。

京本
「部屋から
出て良かった」と

言わしめた
藤野が悪い
わけがなく、

そうなら
藤野に漫画を

再開させた京本
悪いことになる。

単なる運命の
いたずらだが、

58分に
コンパクトに
まとめられている。

劇場は夜間にも
関わらず、

結構な
お客さんで
びっくり。

1700円のみの
価格設定で、

年配の筆者には
通常料金より
高いが、

若者には
お得な料金設定。

互いが互いを
救った

強烈な作品を、
見逃す手はない。

アニメファンなら
是非、劇場へ。

主演は
「不適切にもほどがある」で

ブレークした
河合優美とあるが、

筆者の中では、
「佐々木インマイマイン」

「サマーフィルムにのって」
「由宇子の天秤」
「愛なのに」
「PLAN75」と

ブレークしまくっていた
女優なので、

今頃、評価かよと
怒りたくなる。

主人公のいやな
性格部分も含めて、

うまい配役だと
感じる。

コメント

  1. ひまわり より:

    息子のススメで、観に行きました。最近では珍しく映画館が満員で驚きました。
    アニメファンのみならず、生きづらさを抱える人にどこか突き刺さるものがあると思います。
    映画の終わりにすすり泣く声が聞こえてきました。

    やりたいことを諦め、友だちに合わせて生きる主人公が励まされ、自己表現して生き生きと生きる。
    励ました友人も自分らしく生き始める。
    しかし、事件にあってまた、生きる勇気を砕かれ、それでもまた漫画に励まされて、自分のやりたいことを諦めないで続けていく。
    自分らしさを生き抜いていくことの困難さと、その苦しさを抱える若者に勇気を与えてくれるストーリーだと思いました。
    メインの声優、河合優実さんは、映画「あんのこと」でさらにファンになりました。スカした役、上手いですね。

    • 陽だまりの中で より:

      いつもコメントありがとうございます。良い映画でした。ヒットの理由が、良く分かります。河合優実の他の作品も見てみてください

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