映画を愛して、映画大好きだからこそ！
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀｀*)
「シビルウォー
アメリカ最後の日」
（PG-12）
2024年10月4日公開（109分）
アメリカの分断を
ジャーナリスト
視点で描く
A24作品。
連邦政府から
19の州が
離脱した
アメリカでは、
テキサス州と
カリフォルニア州の
同盟からなる
「西部勢力」と
政府軍の間で
内戦が勃発し、
各地で激しい
武力衝突が
繰り広げられていた。
就任3期目に
突入した
権威主義的な
大統領は
勝利が近いことを
テレビ演説で
力強く訴えるが、
ワシントンD.C.の
陥落は目前に
迫っていた。
戦場カメラマンの
リー（キルステン
・ダンスト）を
はじめとする
4人の
ジャーナリストは、
14カ月にわたって
一度も取材を
受けていない
という
大統領に
単独インタビューを
行うべく、
ニューヨークから
ホワイトハウスを
目指して旅に出る。
彼らは
戦場と化した
道を進むなかで、
内戦の恐怖と狂気を
目の当たりに
していく。。。。。
内戦を描く
単純な戦争
アクションなら
ハリウッドが
得意とする
ところだが、
そこはA24。
彼ららしい視点で、
1500㎞の
DCまでの
道のりを描く
ロードムービー的
作品。
見どころは、
ホワイトハウスが
陥落する
クライマックス
だけでなく、
戦場カメラマンらを
通して見せる
リアルな戦争の
描写と狂気だろう。
一方で、
戦争に全く
関わらない
人々がいるのも
広大なアメリカ
ならでは。
戦争映画を
期待して
見に行くと
肩透かしを
くらうので、
まさに今、
米国大統領選挙で
分断しそうな
アメリカを
想像しながら
見るのが
良いだろう。
それにしても、
「憐れみの３章」で
怪演したばかりの
ジェシー
・プレモンスが、
カメオで出るが、
その存在感が
恐ろしい。
赤いグラサンの
兵士の
「What kind of American」
というセリフは、
恐ろしく
印象に残る。
主演の
キルストン・ダンストは
貫禄もつき、
ゲイリー
・スピーニーが
対照的な
役柄となる。
スピーニーも、
「プリシラ」
「エイリアン・ロムルス」と
主演作が続く。
ラストで彼女が
取った行動は、
やはり複雑な
気持ちにさせる。
泣いたり、
嘔吐していた彼女は
数日で
たくましくなり、
カメラマンとして
成長を見せるが、
こういう
終わり方が
A24的だろう。
また、サミー役の
スティーブン
・ヘンダーソンも
名バイプレーヤー
ぶりを発揮。
監督は
「エクスマキナ」
（2014年）や
「MEN同じ顔の男たち」
（2022年）の
アレックス・ガーランド。
戦場シーンでの
映像も凄いが、
音響はやはり
映画館でないと
体験できない
レベル。
3期目まで
大統領が
できるように
しようとした
トランプさんが、
もし
大統領になったら、
内戦が
起こるのではと
リアルに
想像させる作品は、
変わった
視点の映画として
見て頂きたい。
超お薦めです。
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