「風が吹くとき」のあらすじとネタバレ⁈核戦争の恐怖を田舎の夫婦を通じて描くアニメの傑作。

2024年
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映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)

「風が吹くとき」

1986年制作(英国)
(日本語吹き替え版)
デジタルリマスター版
2024年8月2日公開(85分)

核戦争の恐怖を
田舎の夫婦を

通じて描く
アニメの傑作。

イギリスの
片田舎で平穏に
暮らす

ジム(森繫久彌
とヒルダ(加藤治子
の夫婦は、

二度の世界大戦を
くぐり抜け、

子どもも育て上げ、
いまは老境に
差し掛かっている。

そんなある日、
2人は近く

新たな
世界大戦が起こり、

核爆弾が
落ちてくるという
知らせを聞く。

ジムは政府が配った
パンフレットに

従ってシェルターを
作り備えるが、

ほどなくして
凄まじい爆風に
襲われる。

周囲が瓦礫に
なった中で
生き延びた2人は、

政府の教えに従って
シェルターでの
生活を始めるが。。。。。

戦争が起こらないと
思っている

ロンドン郊外に
住む夫婦を通して
核戦争の影響を、

直接的でなく
間接的に描く
アニメ。

日本以外では、
誰も原爆が

落ちた後の
状況を知らないし、

興味も
ないのだろう。

日本人なら
多少なりとも
知識があり、

原爆後の雨水を
飲んだりはしない。

アニメだが、
実写も
組み合わせており、

リタイアした
主人と、

おっとりして、
政治とスポーツには

興味のない妻の
生活を描く。

それにしても、
政府推奨の
シェルターが、

あんなものとは
思わなかったが、
当時の事実らしい。

「はだしのゲン」が
ピカドンの

直接影響を
描いたが、

本作では、
建物は一部
壊れるものの、

怪我もない夫婦が
弱っていく様が
明らかとなる。

先日見た映画
「リッチランド」を

含む世界中の人が
見るべき作品だろう。

「この世界の片隅に」
同様に市井の

人々の普通の
生活への

戦争の影響が
アニメで
描かれているのが怖い。

監督は
ジミー・ムラカミ
という日系の方。

日本語版監修は、
大島渚。

声優に森繁と
「魔女の宅急便」

「ハウルの動く城」の
加藤治子を起用。

音楽は
ピンクフロイドの
ロジャー・ウォーターズ。

主題歌の
「When the wind blows」は
デヴィッド・ボウイが歌う。

アヌシー国際
アニメ映画祭で、

87年の
最優秀作品賞を
受賞は当然だろう。

37年ぶりの
リバイバル上映
となったが、

今もあの時と
同じ風が

吹いているから
公開されたのか?

映画で英国に
原爆攻撃するのは、

ロシアという設定は
不気味な作品は
超お薦め。

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