「ホワイトバード はじまりのワンダー」のあらすじとネタバレ⁈「ワンダー君は太陽」のその後を描く感動作。

2024年
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映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)

「ホワイトバード 
  はじまりのワンダー」

2024年12月6日公開(121分)

「ワンダー君は太陽」の
その後を描く
感動作。

いじめによって
学校を退学処分になり、

自分の居場所を
失っていた

ジュリアン
ブライス・カイザー
のもとに、

パリから祖母サラ
ヘレン・ミレン)が
訪ねてくる。

孫の行く末を
心配するサラは、

彼に自身の
少女時代について
語りはじめる。

1942年、

ナチス占領下の
フランス。

ユダヤ人である
サラ(アリエラ
・グレイザー)は、

学校に
押し寄せてきた

ナチスに連行
されそうになった
ところを

同じクラスの
いじめられっ子の

少年ジュリアン
オーランド
・シュワート)に
助けられ、

彼の家の納屋に
匿われる。

クラスで
いじめられていた

ジュリアンに
全く関心を
払わなかったサラを、

ジュリアンと
彼の両親は

命懸けで
守ってくれる。

サラとジュリアンが
絆を深めていくなか、

終戦が近いという
ニュースが流れるが。。。。。

大ヒット作
「ワンダー君は太陽」
(2016年)の

いじめっ子
ジュリアンを
変えることになる
祖母の物語。

現在は、
美術家として
成功しているが、

彼女には、
絶対に忘れられない

子ども時代が
あったことが
語られる。

原作者の
R.J.パラシオが、

前作の
アナザーストーリー
として書き
上げたもので、

前作を見てなくても
理解できる。

ヘレン・ミレン
もちろんだが、

何よりも
子供たちの演技が
素晴らしい。

1年も納屋に
住むことになるサラ、

そして命の危険を
さらしても

人を助ける
ジュリアンと
その家族。

チャップリンの
「モダンタイムス」を
映画館で見た二人は、

チャップリンが
好きで、

そして
壊れた車の中で

空想のパリや
ニューヨークを訪れる。

辛いシーンの中にも
夢に溢れるシーンで、

「ネバーランド」
「007/慰めの報酬」
などのマーク。

フォスター監督の
真骨頂だろう。

ジュリアンの母役の
ジリアン・アンダーソン

「X-ファイル」以来で、
とても印象深い
役で登場。

前作では
「正しいことより
親切なことを選ぶ」
といった

主人公の
オギーだったが、

本作では
「優しさが本当の力であり、
親切には勇気がいる」
ことを教えてくれる。

闇を闇で
追い払おうとする

今の時代に
やはり必要なのは
光=平和の白い鳥、
なのだ。

「Never Again」
という2度としては
ならないという

メッセージの
張り紙があったが、

戦争が
うごめいている今、

まさに警鐘を
鳴らすような

素晴らしい
出来栄えになっている。

なお、祖母の
スピーチ後の

全員のスタンディング
オベーションの中に

小さな
ジュリアンの姿が
映るので、お見逃しなく。

いじめっ子だって、
最初から悪い人間
ではないことを
教えてくれる作品は、

超お薦めの
胸が熱くなる映画です。

電車で席を譲る時も
勇気がいるけど、

親切って本当に
エネルギーがいること。

現代のジュリアンは
6年かかったけど、

過ちを
更生していくだろう。

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