映画を愛して、映画大好きだからこそ！
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も画
ご参考までに(*´∀｀*)
「どうすればよかったか？」
（ドキュメンタリー）
2024年12月7日公開（101分）
統合失調症の姉と
両親を20年に
渡って撮った
強烈な
インパクト作品。
札幌。
面倒見がよく
優秀な8歳上の姉。
両親の影響から
医師を目指して
医学部に
進学した彼女が、
ある日突然、
事実とは思えない
ことを叫びだした。
統合失調症が
疑われたが、
医師で研究者
でもある
父と母は
病気だと認めず、
精神科の受診から
彼女を遠ざける。
その判断に
疑問を感じた
藤野監督は
両親を説得
するものの
解決には至らず、
わだかまりを
抱えたまま
実家を離れる。。。。。
見ていて
本当に辛い作品。
家族の問題は
他人には
言いたくないが、
両親とも医師の
二人には、
医学部の娘が
病気であることを
言いたく
なかったのだろう。
病気を隠し、
家の内側に
鍵をかけて
出られなくする。
やがて母が
亡くなり、
そして姉も
なくなった時、
弟は20年間
撮ったフィルムを
世間に公開する。
母が亡くなった後、
車いすの父は
仕方なく、
姉を入院させるが、
投薬がうまく行き、
3か月で明らかに
良くなって
帰宅する。
20年前に
そうしていれば、
彼女は家に
閉じ込められる
こともなかったのだろう。
今となっては
呆然として
フィルムを
見ることしか
できないが、
答えは
明らかである。
観客は
かなりの入りで、
こんな辛い作品を
わがことのように、
見に来る人がいる。
リアルの迫力が、
ドキュメンタリーの
命だが、
本作も強烈な
インパクトを残す。
何か困ったとき、
家族だけで
解決しようとするのか、
臭いものに
蓋をするのか、
誰か第3者に
相談するのか、
いろんなことを
考えさせられる作品。
かなり重いので、
注意して
ご覧ください。
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