映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も画
ご参考までに(*´∀`*)
「エマニュエル」
仏(R-15)
2025年1月10日公開(105分)
「エマニエル夫人」を
現代的解釈で
リメイクした
官能ドラマ。
ホテルの品質調査の
仕事をする
エマニュエル
(ノエミ・メルラン)は
オーナー企業から
依頼を受け、
香港の高級ホテルに
滞在しながら
査察をすることに。
サービスも設備も
ほぼ完璧で
最高評価の
報告書を提出する
エマニュエル
だったが、
ランキングが
落ちたことが
許せない
オーナーは経営陣の
マーゴ
(ナオミ・ワッツ)を
懲戒解雇できる
理由を見つけるよう、
エマニュエルに
マーゴの粗探しを
命じる。
ホテルの裏側を
調べはじめたエマニュエルは、
怪しげな宿泊客や
関係者たちと
交流を
重ねるなかで、
自身の内なる
欲望を解放させていく。。。。。
1974年の
「エマニエル夫人」と
比べるのは
酷だろう。
当時、
ソフトポルノという
新ジャンルを作り、
女性客を多く
取り込んだ
エロティシズム
満開の作品。
まさに時代を作った
ゲームチェンジャー的な
作品が
女性監督の手で
今回再現された。
「あのこと」で、
各地の映画賞を
さらった
オドレイ・ティワン
監督は、
女性目線で
甘美な世界を
創作した。
74年版は、
男性目線で
監督も男性。
しかし、
本作の観客は
エロ作品と思った
男性客のみが
入っており、
洗練された映像を
持て余している
ようだった。
大きく背中の
開いたドレスを着る
エマニュエル。
「燃ゆる女の肖像」
(2019年)の
メルランは、
本当に美しい。
冒頭の飛行機の
セックス・シーンから
いきなり始まり、
何かを
期待させるが、
ラストはあんな形で
終わるので、
ある意味
裏切られる。
大女優
ナオミ・ワッツとの
絡みもなく、
アジア系の
男女と交わる。
50年前のような
甘い歌も無い。
前作のような作品を
期待した方には、
全く面白くない
作品となるので、
変に期待せず
無機質な
セント・レジスホテルの
優雅さに
浸って欲しい。
それにしても
謎の日本人
ケン・シノハラ役は
ウィル・シャープで、
日本人でこれを
できる俳優が
いないのも残念。
エロい作品が
見たいだけなら、
やめた方がいいので、
ご注意を。
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