映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)
「岸辺露伴は動かない
懺悔室」
2025年5月23日公開(110分)
スピンオフ漫画の実写版
第2弾ミステリー。
人気漫画家の岸辺露伴
(高橋一生)は
ベネチアの教会で、
仮面をかぶった男の
恐ろしい懺悔を聞く。
それは、
かつて誤って浮浪者を
殺した男がかけられた
「幸せの絶頂を迎えた時に
“絶望”を味わう」
という呪いについての告白だった。
男は幸福から必死に
逃れようとしてきたが、
ある日無邪気に遊ぶ娘を見て
「心からの幸せ」を感じてしまう。
その瞬間、
死んだはずの浮浪者が現れ、
男はある試練に挑むことになる。
そんな男の奇妙な告白に
のめりこむ露伴は、
相手の心や記憶を本にして読む
特殊能力「ヘブンズ・ドアー」を
使用するが、
やがて自身にも呪いが
襲いかかっていることに気づく。。。。。。
映画の売り文句が
「邦画初のベネチアロケ」
とのことだが、
それなら冒頭でベネチアの特殊性を
見せる説明がないと、
壁画や凄い装飾の部屋だけでは、
他のイタリア都市と同じに見えてしまう。
運河でつながるベネチアらしい
シーンを冒頭に
ドローン撮影して欲しかったな。
ゴンドラも、サンマルコ広場も
ちょっとだけ、
有名なリアルト橋も出ない。
サン・ミケーレ島のような
珍しい所での撮影は嬉しいが、
ほとんどの人はベネチア
知らないので、
導入部分に欲しかった。
これは前作の
「岸辺露伴、ルーブルへ行く」
も同じで、
ルーブルらしい絵が少なく、
他の美術館と同じに見えてしまう。
仮面作りの娘(玉城ティナ)も
出てくるが、
なぜ仮面作りがベネチアで
有名なのかも説明がないので、
行ったことない人には、
わからない。
間違って懺悔室に入っても、
普通なら他人の告解を
聞くようなことはしないので、
そこに漫画のネタにしたいとか
必然性が欲しかった。
ラストのトリックも
事前にわかるし、
呪いのホラー作品なのか、
人気漫画家がなぜか謎解きをする
ミステリーサスペンスなのか?
共演は他に
井浦新、飯豊まりえら。
呪いを信じた男が、
顔変えたくらいで
呪いを騙せると思ったのも
ちょっとおかしい。
それなら、はじめから、
呪いは信じるべきではなかった。
監督は前作「ルーブルへ行く」、
「ショウタイムセブン」の渡辺一貴。
「ジョジョ」ファンや原作ファンには
お薦めするが、
ポップコーン投げに命をかける
意味は理解できない。
単純に逃げればよかったのでは?
呪いが存在すると思っている方には、
面白い作品かも。
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