映画を愛して、映画大好きだからこそ！
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀｀*)
「となりのトトロ」
ノーカット版TV鑑賞
1988年4月16日公開（88分）
小さな子供と一緒に見たい
ファンタジー・アニメの傑作。
昭和30年代。
病気で入院している
母のため、
考古学者の父
（糸井重里）とともに、
空気のきれいな田舎の
一軒家へ引っ越してきた
小学6年生のサツキ
（日高のり子）と
4歳のメイ（坂本千夏）。
近所の少年にお化け屋敷と
呼ばれたその家には
不思議な生き物が
住んでいるようで、
2人は早速小さくて
真っ黒なオバケ
「マックロクロスケ」を
見つけて大はしゃぎ。
さらに別の日、
庭で大きな袋に
どんぐりをいっぱい詰めた、
不思議な生きものに
遭遇し。。。。。
37年前に劇場公開時、
お客さんが少なかった
記憶がある。
ジブリは「ナウシカ」や
「ラピュタ」で始まったので
冒険活劇的なイメージが
あったのだろうか？
「ルパン三世カリオストロ城」同様、
後に評価が高まり、
今では世界的にも
有名な作品となった。
日本の田舎町の
緻密な作画表現。
大トトロが大口あけて
叫びながら空中散歩する
シーンは映画ならではで、
ネコバスの造形も見事。
また、改めて見ると、
楽曲もそろっている。
音楽は久石譲で、
「さんぽ」や「トトロ」の
メインタイトルは勿論、
インストルメンタル
「風の通り道」なども
素晴らしい。
監督は、宮崎駿。
洋館を建てましした
ような古民家。
風、こま、傘、どんぐり、
大きな楠木など、
出てくるギミックが
印象深い。
子供の興味が
あるところを、
ピンポイントで
突いてくる。
また、
子供にしか見えない
すすわたり（まっくろくろすけ）
を見たら、
驚いて逃げるどころか
大声でおどか
そうとする姉妹。
ちょっとした勇気と
好奇心が見事に
描かれてている。
糸井重里の声優
としての起用は、
今回も違和感があったが、
それを除けば
完成度の高いアニメの傑作。
小さなお子さん、
お孫さんと一緒に
見て頂きたい超お薦め作品。
ディズニー版は姉妹を
ダコタ、エル・ファニングの
姉妹が声優をしているとか。
エンドタイトルまで
きちんとノーカットで
やってもらえた事に感謝。
東映アニメのシンボルが
「長靴をはいた猫」のように、
ジブリの
シンボル・マークは「トトロ」。
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