映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)
「海がきこえる」
TV映画の初劇場公開
1993年12月25日公開(72分)
ジブリの隠れた名作を
3週間限定で劇場公開。
高知県に暮らす高校生の杜崎拓。
2年生のある時、
東京から武藤里伽子という
転校生がやってくる。
勉強もスポーツも万能で
美人の彼女は、
瞬く間に学校中で知られた
存在となるが、
里伽子自身は周囲に
なじもうとしなかった。
拓の中学以来の親友である
松野は里伽子にひかれていたが、
拓にとっての里伽子は、
松野の片思い相手という、
それだけの存在だった。
しかし、
高校3年のハワイの修学旅行で
起こったあることをきっかけに、
拓は里伽子が抱えている
家庭の問題を知り、
それによって2人の距離は
縮まっていくようにみえたが。。。。。
日テレの開局40周年記念の
スペシャル・アニメを初の劇場公開。
ジブリが若手育成
プロジェクトということで、
望月智充を監督に起用。
氷室冴子の原作小説を、
宮崎駿や高畑勲でもなく、
若手メンバーで製作。
高校時代のエピソードを
印象的につないでおり、
修学旅行、二人での東京行きなど、
高校時代に引き戻される85分。
一方で、
里伽子は、高知のことを
ストレートに無茶苦茶けなすし、
周りは気の強い彼女に
振り回される。
それでも高校生なら、
外見で魅かれる所もあるのだろう。
その辺も見せ方がうまい。
ただ、
里伽子の顔は認識できるが、
他の女性たちとの顔の違いが
少ないようにも感じた。
また、
最近のジブリと比べてはいけないが、
TV用なのか、
絵として若干手抜きも見られる。
それでも、
物語がしっかりしており、
今見ると、さらにノスタルジックで、
特別料金1600円も高くはなかった。
ジブリ・ファンの方、
高校時代にあこがれの彼女がいた方、
このチャンスに本作も
劇場で是非見て欲しい。
やはり超お薦めでしょう。
固定電話やJASなど、
当時のものも懐かしい。
続編
「海がきこえる~アイがあるから」も
劇場公開して欲しい。
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