映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)

「箱の中の羊」
2026年5月29日公開(125分)
亡き息子の
ヒューマノイドを
迎えた夫婦の物語。
少し先の未来。
神奈川県・大船。

建築家の甲本音々
(綾瀬はるか)と
その夫で工務店の
2代目社長を務める
健介(大悟)は、

2年前に亡くした
息子・翔(桒木里夢)の
姿をした
ヒューマノイドを
迎え入れることになる。

ヒューマノイドが
到着した日、
翔と同じ笑顔と声をした
彼を音々が喜んで
迎える一方で、

健介は戸惑いを
隠しきれず硬い
表情を浮かべる。
家族の時間は
少しずつ動き出すが、

やがて
予期せぬ事態が起こり、
夫婦が息子の
死に対してそれぞれ
抱えていた想いが
あらわになっていく。

そんな中、
ヒューマノイドの翔は
ひそかにヒューマノイドの
仲間たちとつながり
はじめる。。。。。。

物語の設定を聞いた時、
「鉄腕アトム」を
思い出した。
アトムでは天満博士が
息子トビオを事故で失い、
ロボット技術で蘇らせる。
しかし、博士は
アトムがトビオでない
ことに気づくというもの。

本作は是枝監督の
オリジナル原作だが、
ストーリー的には
新しいようで、
古いテーマであると、
まず感じた。

「箱の中の羊」は、
劇中にもある「星の王子様」
の一節で、
欲しい羊は箱の中に
いるというエピソード。
この映画の場合「箱」は
「家」のように作られ、

主人公自身が
「箱の中の羊」だったことに
最後は気づくが、
時すでに遅しで、
ヒューマノイド達は、
同じ「家族」として
GPSを外して
森へ脱出する。

このラストの展開は、
ハリウッド的に
AIが暴走する
わけではないので、
予想外だが、少し弱い。

今年のカンヌの
コンペ部門では、
ほぼ最低評価(相対的に)
だったらしいが、
やはり
インパクトが欲しかった。

そのためには、
申し訳ないが、
翔が踏切で亡くなる
シーンが必要だったかと。
鉄道事故なのか、
誘拐なのかが
はっきりしない点も、

息子の喪失を描いた
作品としては弱かった。
主演の綾瀬は
素晴らしい演技で、
本人が
ヒューマノイドになった傑作
「僕の彼女はサイボーグ」
(2008年)を思い出した。

千鳥の大悟は、
うまく役をこなしていた。
共演は他に、清野菜名、
寛一郎、田中泯、
余貴美子、中島歩、野呂佳代ら。

翔役の彼は、
200人のオーディションで
選ばれて初の映画出演。
監督は、今や「家族」を
テーマとした映画では、
海外でも評価の高い
是枝裕和。

耳に残る
インストルメントの
音楽は良かった。
「おじさん」と
子供に呼ばれているお父さん、
「オセロ」という
猫を飼っている方、
Rebirth事業に
興味のある方は是非。

それにしても、
ロボット修復師は、
GPS取り外されている
ことに気づきながら、
なぜ何もしなかったのか?
また、空飛ぶ宅急便や
電動スクーターで
近未来感を出そうとしたが、
やや違和感があった。

さらに、
7歳の知能を
インプットしたのに、
計算や知識ですごい能力を
見せたのは、理解できず。
綾瀬はるかファンには
お薦めします。



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