映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)
「ダゲレオタイプの女」
(日仏合作)
2016年10月15日公開(131分)
世界での評価が高い
黒沢清監督の
フランス・デビュー作品。
ダゲレオタイプとは
露光時間が
20分~2時間と長い、
初期の写真撮影方法。
デジカメのある現代で、
この技法で撮る
写真家のもとで、
主人公の青年ジャン
働くことになる。
何時間も同じ体勢で、
動いては
いけないため、
拘束器具で、
被写体を
固定する
必要があるが、
写真家の娘は
そのモデルを
させられている。
しかし、
かつてはその母が
モデルとなっており、
自宅で自殺した
ことを知る。。。。。。
日本人監督が
撮っても、
ちゃんと
フランス映画の
陰影と画面に
なっており、
空気感は欧州映画。
物語は淡々と進むが、
サスペンスから
ホラーへと
変わっていく。
ただ、
魅力的なタイトルの
ダゲレオタイプを、
うまく活用
できていないのが、
やや残念。
前作
「クリーピー」よりは、
はるかに良いできだが、
題材は
間違ってないので、
もうひとつ
何かひねりがあると
もっと良かったかも。
刺激は控えめに、
海外デビュー作品
としては
無難な船出。
元々、
ホラーっぽい映画を
作るのが得意な
監督だけに、
次回も欧州で
撮ってもらいたい。
カメラに
興味のある方、
黒沢作品の
好きな方は、
とりあえず
見てください。
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