映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)
「グッドバイ・ゴダール」
(フランス)R-15
2018年7月13日公開(108分)
仏ヌーベル・バーグ(新しい波)の
旗手として崇められた
監督ゴダールを
妻の視点から描いたドラマ。
1967年パリ。
大学で哲学を学ぶ19歳の
アンヌ・ヴィアゼムスキー
(ステイシー・マーティン)は、
映画監督のジャン=
リュック・ゴダール
(ルイ・ガレル)と恋に落ち、
彼の新作『中国女』で
主演を務める。
新しい仲間たちとの
映画作りやゴダールからの
プロポーズなど、
初めて体験することばかりの
刺激的な日々にアンヌは
有頂天になる。
一方、パリでは、
民主化デモ活動が激化し、
5月革命が勃発する。。。。
約10年後に離婚した妻が
書いた著書を基に、
「気狂いピエロ」
「勝手にしやがれ」を生んだ
天才ゴダールの愛と嫉妬、
そして政治活動から、
商業映画との決別、
自殺(未遂)までを描く。
時代の寵児としての
ピークを過ぎ、
当時の時代背景から
政治活動に没頭し、
カンヌ映画祭を潰し、
自らも壊れていくさまを
『アーティスト』の
オスカー監督ミシェル
・アザナヴィシウスが
緻密に描く。
特にパリのデモシーンは、
本物のビデオを使ったのかと
思っているような
テーストで見事に再現。
時代を1960年代後半に
戻してしまう。
「ニンフォマニアック」で
強烈なデビューをはなった
S.マーティンは、
今回も大胆な演技と
当時のファッションが当たり!
絶好調の時代でなく、
何かに憑りつかれたように、
人間関係を壊していった
ゴダールの真実を見たい方には
超お薦めします。
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