映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)
「なぜ君は総理大臣
になれないのか」
2020年6月13日公開(119分)
ある衆議院議員の
17年間を撮ったドキュメンタリー。
2003年10月、
当時32歳の小川淳也は
第43回衆議院議員選挙に
民主党(当時)から初出馬。
地盤・看板・カバンなしで
選挙戦を戦ったものの落選。
しかし、
2005年に比例代表で
初当選を果たす。
無私で真摯(しんし)な姿勢には、
リベラルと保守の双方の
論客から期待を寄せられた。
しかし、
党利党益に貢献できないと
出世もままならない。
2012年からの安倍政権下では
我慢の日々が続き、
苦悩を抱えながら2017年の
衆議院議員総選挙に挑んでいく。。。。。
2003年に監督から
持ち込まれた企画書が
「なせ君は総理大臣に
なれないのか」だった。
もしかしたら、大島監督は、
この熱血漢が20年後に
総理になっていると
予感したのかもしれないが、
結果はご存じのとおり。
腐った日本の政治システムの中で、
「統計王子」としてわずかに
脚光を浴びた以外、
ほとんど日の目を見ず、
小川は50歳になろうとしている。
こういう真っ当な方が、
認められ総理大臣になれば、
日本は変われると思うが、
テクノロジーでは最先端の
国も政治はローテク、
金次第の3流社会。
彼の言葉は本当に
心に訴えかけるが、
マスコミもバカだから、
取り上げない。
家族が言うように
「政治家に向いてない」
かもしれないが、
それは強欲との裏返しで、
日本の政治への強烈な
批判にも聞こえる。
監督には、こういう政治
ドキュメンタリーを
今後も撮って欲しい。
そして、政治に何も
期待しないのではなく、
こういう映画を見て、
まだ、小川さんのような
清廉な方がいることも
知ってほしい。
素晴らしい映画です。
超お薦めです。
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