映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)
「Mid 90s」
(PG-12)
2020年9月4日公開(85分)
スケートボードを通じて
大人になる少年達の物語。
1990年代のロサンゼルスで、
13歳のスティーヴィー
(サニー・スリッチ)は
母親のダブニー(キャサリン
・ウォーターストン)と
兄のイアン(ルーカス
・ヘッジズ)と暮らしていた。
体格差のある兄にかなわない
スティーヴィーは、
大きくなったら
見返そうと考えていた。
そして街の
スケートボードショップで
知り合った少年たちの
自由でかっこいい姿に
憧れを抱く。
’サンバーン’という
ニックネームをもらった
スティ―ヴィーは、
彼らにどんどんはまっていく。。。。。
「マネーボール」のような
ドラマや「ヒックとドラゴン」
のようなアニメ、
そして
「ソーセージパーティー」や
「エヴァン・オールマイティー」
のようなトンでも映画まで
幅広く演じたジョナ・ヒルの
初監督作品。
自身の体験を元に
作ったらしいが、
90年代の閉そく感が
うまく表現されている。
単に13歳の反抗期の
子供だからということでもなく、
90年代のゲームや
音楽を使った作品
だからでもない。
90年代は、
日本はバブルだったが、
逆にアメリカは不況で
大変苦しんだ
時代だからである。
そんな時代の10代は、
夢も持ちにくく、
自分の居場所捜しが
必要だった。
まさに、
今の日本がそうで、
今の若者はこの映画に
大きく共感できるだろう。
単なる監督の郷愁、
回顧の映画でなく、
ラストのフォース・グレードの
ビデオカム映画が、
それを示している。
日本の若者に是非
見て頂きたい青春映画
としてお薦めする。
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