「アーニャは、きっと来る」のあらすじとネタバレ?!ナチ占領下でユダヤ人を国外脱出させた人間ドラマ。

映画2020年
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映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)

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「アーニャは、
きっと来る」

(英・ベルギー合作)
2020年11月27日公開(109分)

独占領下の南仏で
ユダヤ人を国外に
脱出させた人間ドラマ。

1942年、

13歳のジョー
(ノア・シュナップ)は、

フランス・ピレネー山脈の
麓にあるナチス占領下の
小さな村で羊飼いをしながら
暮らしていた。

父は反ナチ運動で収監され、
母と祖父(ジャン・レノ)は、
チーズを作る毎日。

ある日、
彼はユダヤ人のベンジャミン
(フレデリック・シュミット)
と出会い、

ユダヤ人の子供たちを
ひそかに匿っている
ことを知る。

そして、
彼らをピレネー山脈を超え、
スペインに逃がすという
計画を手伝うことになる。

一方で、
ジョーはドイツ軍の下士官
トーマス・クレッチマン
とも親しくなっていく。

そして、
作戦を決行する日、
予期せぬことが起こる。。。。。

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南仏と言っても、
羊を飼う山岳地帯で、
熊も出る田舎村が舞台。

美しい景色の下でも、
ナチの占領は
侵攻しており、

夜間外出禁止など
監視体制が続く。

そんな中で、
ユダヤ人迫害から逃れた
子供たちを集めて、

「サウンドオブミュージック」
のように山越えし、

スペインに
脱出させようとする。

原作は「戦火の馬」の
方だそうだが、

あれほど
ドラマチックではないし、

戦闘シーンもない、
どちらかと言えば
地味な作品。

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特に主役と想像された
アーニャは、
ほとんど出てこない。

また、事実に
インスパイアされた作品だが、

ドイツ人将校の描き方も、
悪の権化でなく、

わかっていて
見て見ぬふりするような
好人物となっている
作品も珍しい。

戦時下の
ドイツ人=悪人みたいな
ステレオタイプに
していないのだが、

その点でスリリングさは、
かなり無くなっていた。

超お薦め映画
「バルーン」の
クレッチマンが、
その将校を好演。

また、
国際映画に欠かせない
ジャン・レノや
オスカー女優の
アンジェリカ・ヒューストンも共演。

子供の目を通しての
戦争を描いた佳作として、

いろんな角度から
見れる作品は、

戦争映画は嫌いという方にも
お薦めできるレジスタンス映画
となっている。

こうやって実際に
7000人以上のユダヤ人が
助かったそうです。

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