映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)
「KCIA
南山の部長たち」
(PG-12)
2021年1月22日公開(114分)
朴正煕大統領暗殺の
史実に基づいた
濃厚な
フィクション。
1979年10月26日、
韓国。
大統領直属の
諜報(ちょうほう)
機関である
中央情報部
(KCIA)の
部長を務める
キム・ギュピョン
(イ・ビョンホン)が、
敬服していた
はずの
大統領(イ・ソンミン)
を射殺する。
事件の40日前、
アメリカに亡命した
KCIAの元部長
パク・ヨンガク
(クァク・ドウォン)が
下院議会聴聞会で
韓国大統領の
横暴を
告発していた。
キムは、
かつての友人
でもある
ヨンガクに
大統領の命で接触し、
事態収拾を図るが、
その再会が
彼の人生を大きく
狂わせていく。。。。。
韓国、
ワシントンDC、
パリと
世界をまたぐ
40日間の物語。
史実と
フィクションを
うまく混ぜて、
緊張感
のある重厚な
作品としている。
2020年の
韓国公開作品NO.1
ヒットだけあって、
イ・ビョンホンの
表情のない
演技がまた、
素晴らしい。
007のような
派手なスパイ
ものではないが、
「事実は小説
よりも奇なり」
というとおり、
その内容は
見る人を
のけぞらせる
奇妙さである。
恐らく、
多くの日本人は、
「麒麟が来る」の
明智光秀を
連想したのでは
ないだろうか?
原題は
「The Man
standing Next」と、
南山にある
KCIAの
長官になれば、
次の
大統領候補で
あったものを、
彼は自ら暗殺の
先頭に立ち、
絞首刑に
なってしまう。
描き方が
弱いとすれば、
18年間も
独裁的長期政権
を行った
朴大統領の悪行で、
暗殺まで
しなければ
ならなかった
理由や背景も
もっと詳細なら、
さらに
サスペンス性が
高まった
かもしれない。
途中、
大統領と
キムKCIA長官が
日本語で会話する
シーンがあるが、
これは後で
「サンデー毎日」が
事件の内容を
リークするために
必要だったのだろう。
見ごたえ十分の
政治ドラマは、
本当に
超お薦めです。
因みに、
暗殺された
朴大統領は、
朴槿恵前大統領の
お父さんです。
イ・ビョンホンが
出ることで、
益々KCIAの
やり方が
正当化された
気がしますが、
真相は闇の中。
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