映画を愛して、映画大好きだからこそ！
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀｀*)
「神在月のこども」
2021年10月8日公開（99分）
韋駄天の末裔が
出雲を目指す
ファンタジーアニメ。
母（柴咲コウ）を
亡くしたことが
きっかけで、
大好きだった
走ることが
嫌いになって
しまった
12歳の少女カンナ
（蒔田彩珠）。
固く心を
閉ざす中、
母の形見に触れた
彼女の前に
神の使いである
白いうさぎが現れ、
出雲への旅に
いざなう。
出雲に行けば
亡き母に
会えるかもしれない
と言う
うさぎの
言葉を信じ、
神々を迎えて祭る
神話の地でもある
出雲大社に向かう
カンナは、
行く手に
立ちふさがる
鬼の子孫
・夜叉を筆頭に、
八百万(やおよろづ)の
さまざまな神と出会い、
その地域の馳走を
集めるが。。。。。
神無月と呼ばれる
10月は出雲では
神在月
（かみありづき）
と呼ばれるのは、
出雲大社に
日本中の神様が
集まるから。
その神様たちの
サミットに
ふるまわれる
ご馳走を集めるため、
東京から島根まで、
各地の神社をめぐり、
その地の神様から
ご馳走を頂き、
ひょうたんに
詰めることとなる
韋駄天（いだてん）の娘。
バディである因幡の
白兎とライバルの
夜叉とともに
向かう
ロードムービー
としての
展開は面白い。
ただ、
キャラクターの絵に
特徴がなく、
印象に残らないのが、
残念。
クライマックスに
登場する
神々が集まる
階段状の構造物は、
出雲大社の隣にある
出雲歴史博物館に
行ったことの
ある人は
見たことのある
巨大神殿。
これを
見たことある人と
そうでない人では、
このファンタジーの
とらえ方は違っただろう。
筆者はたまたま
見たことあったので、
その登場には
驚いたし、
祭られている
大国主命の
ビジュアルは奇抜。
恵比寿様の他の
七福人などの
有名な神様も
登場させて、
もっと盛り上げて
欲しかった。
全体的に、
小中学生を
対象とした
分かりやすい
アニメ映画。
ただ、
「鬼滅」のような
派手さはないので、
ターゲット層となる
小中学生が
見に行かない。
日本の美しさや
神話を描いた、
大変いい映画
であるので、
文部省特選で
日本中の子どもに
見てもらいたい。
母に会うという夢を
追うこと、
自分の弱さと戦うこと
などのテーマも、
普遍的で、
子供の胸に
突き刺さるはず。
音楽はMiwaの
透き通った声が響く、
「神無ーKANNA」。
島根県以外の方にも
お薦めします。
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