映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)
「シン
・エヴァンゲリオン
劇場版:||」
Live zound & RGBレーザー版
2021年3月8日公開(155分)
シリーズ4部作の
完結編となる
世紀末アニメ。
ミサトの率いる
反ネルフ
組織ヴィレは、
コア化で
赤く染まった
パリ旧市街にいた。
旗艦AAA
ヴンダーから
選抜隊が降下し、
残された
封印柱に取りつく。
復元オペの
作業可能時間は
わずか720秒。
決死の
作戦遂行中、
ネルフのEVAが
大群で接近し、
マリの
改8号機が
迎撃を開始した。
一方、
シンジ、アスカ、
アヤナミレイの
そっくりさんの
3人は
日本の大地を
さまよい
歩いていた。。。。。
冒頭5分で、
過去3作の
ダイジェストがあり、
その後の
オープニングの
パリでの
戦闘シーンの
衝撃から一転、
田舎町での
生活が始まる。
そして、
ヴンダーによる
YAMATO作戦と
マイナス宇宙での
過去の再現と
各人の魂の救済が
描かれる。
ゴルゴダオブジェクトや
十字架など、
元来キリスト教的な
表現も多いが、
この終わり方で
良かった
のだろうと思う。
筆者は90年代の
TV版も旧劇場版も
見ていないので、
物語に云々と
言うつもりはないが、
映像面、
実験的な
試行錯誤は、
かなり
面白かった。
今回も
マイナス宇宙の
シーンは、
荒い絵
コンテだったり、
白黒だったり、
いろんな
映像体験ができ、
次々と変わる
映像を楽しめ、
3時間弱も全く
気にならなかった。
また、
NHKの
「プロフェッショナル
仕事の流儀SP」で、
庵野総監督は、
始めた以上
終わらせる
ことだけを
考えていたことが
わかった。
しかも
絵コンテなしで、
自分が考える
以上のものを
スタッフに
要求するなど、
これまでの
「序・破・Q」の
延長線上ではなく、
違うものを
求めることで、
自分自身をも
追い詰めて
いたことが
明らかとなった。
主役の
シンジをはじめ、
完璧でない、
子供たちが乗る
ヱヴァ
という設定は、
これまでになく、
また
シンジ以外の
ヱヴァ搭乗員は
すべて女性
というのも、
最先端を
行っていた。
今回は、
Live zound
& RGBレーザーという
特殊な大画面を
経験したが、
こういう
新しい映像を
試す上でも、
本作は大変
マッチしていたと思う。
ビックリしたのは
ラストの
宇部新川駅。
かつて、
筆者は何度か
通ったことのある
駅で、
これが
まさかの
エンディング
になるとは
予想だにしなかった。
このシーンも
アニメから
実写への
変化という点
では面白く、
語り継がれる
ラストと
なるのだろう。
「さよなら、
すべて
のエヴァンゲリオン」
という
メッセージが
語る最終回は、
やはりロボット
・アニメの金字塔
として残る傑作の
ひとつだと思う。
とにかく、
いきなり
本作だけ
見ないように
ご注意を。
かなり
置いてきぼりを
食らいますので。
メッセージ性は
ともかく、
映像的には、
アニメーターたちの
苦労が分かる
作品として
超お薦めしたい。
モーションキャプチャーも
多用されています。
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