映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)
「アウトポスト」
2021年3月12日公開(123分)
米前線基地への
タリバン奇襲の
実話を描いた
リアル戦争
アクション。
2006年。
アフガニスタン北東部
にある
アメリカ軍の
キーティング
前哨基地は
補給経路の要と
されていたが、
四方を
山に囲まれた
谷底に位置し、
標的に
されやすい
弱点があった。
タリバンの
襲撃の度に
誰かが
命を落とす
過酷な環境の中、
同基地に
派遣されてきた
ロメシャ2等軍曹らは、
圧倒的多数の敵に
囲まれる不安と
戦いながら
任務に
当たっていた。
そして、
2009年10月3日早朝、
300人以上の
タリバン戦闘員が
総攻撃を
仕掛けてきて、
わずか50人ほどの
アメリカ兵は
絶体絶命の
危機に陥る。。。。。
前哨基地を
意味する
「アウトポスト」。
敵から
丸見えになる
弱点だらけの
基地に対し、
前半は
小さな攻撃を
加えるタリバン。
多くの登場人物を
紹介しながら、
彼らの役割や
生活を描いていく。
後半は
アフガニスタン紛争で
最も過酷な
「カムデシュの戦い」
を克明に描く。
その迫力は
「ブラックホークダウン」
「プライベート・ライアン」
を見たときの衝撃に近く、
大画面での
リアル戦争
映画となった。
これまでは、
軍備に勝る
米軍が侵攻したり、
ヒーローの存在が
逆転勝利に導く
展開が多かった
アメリカ映画だが、
本作では、
米軍を
はるかに凌ぐ
人数で未明に
攻撃し、
しかも
「ランボー」の
ようなヒーローもいない。
どうしようもない
危機的状況で、
戦う者、
やられる者、
救助に向かう者、
弾丸を
補給する者など、
実話のとおり、
12時間にもわたる
戦闘が描かれる。
この臨場感を
体感したい方は、
とにかく劇場へ
行ってください。
エンドロールで、
亡くなった方、
生き残って勲章を
もらった方が
紹介されるが、
亡くなった方は
ほとんど
20代前半で、
戦争の
やるせなさや
虚無感が募る。
実際に
生き残った人が
本人役で
出演しており、
戦争の
リアリズムを
描いた作品として
大変評価したい。
主演は
C.イーストウッドの息子の
スコット・イーストウッド、
オーランド・ブルームなど。
カメラワークも
素晴らしく、
まさに不朽の名作
「アラモ」を
彷彿させる設定は、
エンドロールが
終わるまで、
しっかり
見て頂きたい作品。
超お薦めします。
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