映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)
「竜とそばかすの姫」
2021年7月16日公開(121分)
仮想空間での
「美女と野獣」
を描く
細田監督の
アニメ。
高知の田舎町で
父と暮らす
17歳の
女子高生・すず
(中村佳穂)は
周囲に
心を閉ざし、
一人で曲を
作ることだけが
心のよりどころと
なっていた。
ある日、
彼女は全世界で
50億人以上が集う
インターネット
空間の仮想世界
「U」と出会い、
ベルという
アバターで参加する。
幼いころに母を
亡くして以来、
すずは
歌うことが
できなく
なっていたが、
Uでは自然に
歌うことができた。
Uで自作の歌を
披露し
注目を浴びる
ベルの前に、
ある時、
竜(佐藤健)の
姿をした
謎の存在が現れ、
ベルのコンサートを
滅茶苦茶に
してしまう。。。。。。
かなり
期待して
いただけに、
映像と音楽を
除いては
裏切られた。
楽曲は、
最近の邦画では、
類を見ない程、
素晴らしい。
ただ、
その世界観は、
10年以上も前の
「サマーウォーズ」を
超えておらず、
むしろ
逆行している。
それは
主人公の
女の子の
描き方で、
前回は
ぶっ飛んでいたが、
今回は、
心を閉ざしていた子の
成長物語では、
平凡すぎる。
また、
ディズニーアニメ
「美女と野獣」に
影響を受けた
細田監督が
オマージュ
したかったのか、
二人が
舞踏会場で
踊るシーンは、
物真似にしか
見えず、
91年の
作品を超える
シーンにして
欲しかった。
とにかく
全体として、
クリエイティブさが
欠けていたのは
事実。
また、
合唱団の
おばさん4人
のような
不要なキャラも
いらなかった。
さらに、
仮想空間で、
アバターが
アンベイルする必要が
あるのかも不明。
それなら、
単に「U」から
離脱するか、
別の
アバターになれば
済むこと
のような気がする。
この夏一番の
ヒット作に
あまりケチは
つけたくないが、
映像美と音楽が
楽しみたい方には
劇場での鑑賞を、
お勧めするが、
細田監督の
想像力が
あまり発揮
されていないことは
残念。
良かったら、こちらも併せて読んで見て下さい。
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