映画を愛して、映画大好きだからこそ！
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀｀*)
「クーリエ
最高機密の運び屋」
2021年9月23日公開（112分）
東西冷戦時の
緊迫の
実話サスペンス。
1962年10月。
ソ連がキューバに
核ミサイル基地を
建設して
いることが
明るみになり、
対立状態にあった
アメリカと
ソ連は
衝突寸前に陥る。
この
キューバ危機を
回避するために、
アメリカ
中央情報局CIAと
イギリス
情報局秘密情報部MI6は
スパイの経験など
皆無だった
イギリス人
セールスマンの
グレヴィル・ウィン
（ベネディクト
・カンバーバッチ）にある
諜報(ちょうほう)活動を
依頼する。
それは
モスクワに飛び
ソ連軍参謀本部情報総局
GRUの高官と
接触を重ね、
彼から得た
機密情報を
西側に持ち帰る
というものだった。。。。。
「13デイズ」という
エンタメ系キューバ
危機回避映画の
傑作があるが、
そちらが
米大統領や
補佐官の視点から
描いたのに対し、
本作は地味ながら、
米ソ衝突を
避けようとした
二人の
奮闘と友情が
描かれた秀作。
情報を
運びながらも、
スパイでは
なかった
男だから
できた仕事
（何を運んで
いるか知らない）
かもしれない。
しかし、
その代償は大きく、
後半は
大変辛い映像となる。
カンバーバッチは、
またも代表作の
一つとなる名演ぶりで、
当時のモスクワや、
ロンドンの再現度や
空気感も素晴らしい。
わき役陣も、
メラーブ・ニニッゼら、
重厚な演技が光る。
監督は「追想」などの
ドミニク・クック。
キューバ危機を
これまでに無い角度から
見せてくれる
緊張度の高い作品は、
超お薦めです。
原題は「Courier」。
キューバ危機を
知らない若い方には、
「X-Menファースト
・ジェネレーション」でも見て、
興味を持ってください。
ただし、
こちらは、
勿論、
歴史的背景を
使った
空想映画ですが。
コメント