「ドンバス」のあらすじとネタバレ?! ウクライナ・ドンバス地方の戦争を描いた実録風フィクション。

2022年
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映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)

2

「ドンバス」

独仏蘭、ウクライナ、ルーマニア合作
2022年5月21日公開(121分)

ウクライナ
・ドンバス地方の
戦争を描いた

実録風
フィクション。

2014年、

親ロシア派勢力の
分離派が一方的に
独立を宣言した

ウクライナ東部の
ドンバス地方。

そこでは、
クライシスアクターと
呼ばれる

俳優たちが
演技を行い、

フェイクニュースが
作られている。

さらには、
医師が
支援物資を

横取り
しようとしたり、

警察が
新政府への
協力という

嘘をついて
市民から

資産を
巻き上げようと
したりしている。

一方、
国境では
両国による
砲撃の応酬が
続いていた。。。。。

3

何の情報も
なく見たら

ドキュメンタリー映画
かと思ったが、

カメラの
位置などを

考えると

フィクション
であることが分かる。

一方で、
人々の
近くに落ちる

ロケット弾や
轟音は本物であり、

どれが実話で
どれが
フェイクなのか、
わからない異色作。

2018年の
カンヌ映画祭ある
視点部門で

監督のセルゲイ
・ロズニツァは
監督賞を
受賞しているが、

今、
ウクライナ戦争が
始まったことで、

改めて
公開される
ことになった。

地下シェルターに
暮らす人々や、

戦時下の結婚式、
ウクライナ
義勇軍が
捕まり私刑(リンチ)
されるシーンなど、

今も行われているような
エピソードが
13もつながる。

急に
始まったわけでない
ウクライナ侵攻の
その前を扱った
予言的映画ともいえる。

5

監督は
自身が育った

ウクライナ側に
立った視点で

戦争批判
をしているが、

説明が
ほとんどないため、

本当に見る人の
感性に委ねられる。

冒頭とラストは
同じフェイク撮影隊が
描かれるが、

情報戦とも
言われる
21世紀の戦争で、
何を信じるのか、

えせ報道に
ごまかされない
真実のとらえ方が

個々人に
必要となってくる。

さらに、
ウクライナ戦争も
100日を過ぎ、

その話題に飽きた
日本のマスコミは、

またおバカな
芸能ニュースを
流しているが、

戦争の事実を
きちんと報道して、

このことを
忘れないように
すべきである。

その意味でも、
この映画が
4年遅れで

日本上映になった
価値はある。

戦争への
無関心こそが

ロシアの
思うつぼ

であることを

忘れてはならない。

戦争をしたくないと
思っている人なら、

絶対見るべき
映画。

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