映画を愛して、映画大好きだからこそ!
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀`*)
「アフター・ヤン」
2022年10月21日公開(96分)
故障した
子守ロボットの
メモリーを探る
近未来SFポエム。
テクノと
呼ばれる
人型ロボットが
一般家庭に
普及した
近未来。
茶葉の
販売店を
経営する
ジェイク
(コリン・ファレル)は、
妻のカイラ、
中国系の養女ミカ、
ロボットの
ヤンと共に
暮らしていた。
だが、ある日
ヤンが故障して
突然動かなく
なってしまう。
何とか彼を
修理しよう
とする中で、
ジェイクは
ヤンの体内に
定期的に
数秒間の
動画を
記録する
特殊な
パーツが
組み込まれている
ことを知る。
そして、その
記憶メモリーを
覗いてみると、
ある女性が
映っていた。。。。。
冒頭のダンス
バトルシーンには
驚いたが、
その後は、
とても
静かな展開で、
とてもSFとは
思えない作品。
小津安二郎監督を
敬愛する
コゴナダ監督らしいが、
大きな
盛り上がりはない。
主人公にも、
本作には
似つかわしくない
コリン・ファレルが、
アジア系や
黒人俳優らと共に
不思議と
溶け込んでいる。
製作は今、
一番面白い映画を
提供しているA24。
だが、
本作は
奇妙なほど
穏やかな演出で、
逆に印象を残す。
テクノ、クローン
と人間が
共同生活する
世界観の中で、
ロボットが
どこまで
人間的感情を
持つことが
できるのかを
追究した
美しい映画。
日本からは、
坂本龍一と
Aska Matsumiyaが、
音楽で参加し、
説明の少ない
映画を寂として
盛り上げる。
同じ子守
ロボット映画なら、
99年の
「アンドリューNDR114」
がお薦めだが、
新しい感覚の
SFとして、
ロボット
・ロスをした
家族の気持ちに
寄り添いたい方は、
是非
ご覧ください。
ヤンが
博物館送りに
ならなくて、良かった。
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