映画を愛して、映画大好きだからこそ！
勝手気ままな感想を書かせてもらってます♡♡
映画好きな方も、あまり観ない方も
ご参考までに(*´∀｀*)
「ヴィレッジ」
（PG-12）
2023年4月21日公開（120分）
閉ざされた
村の光と影を描く
衝撃作。
夜霧が幻想的な
集落・霞門村に
暮らす片山優
(横浜流星)は、
美しい村の
山に建設された
巨大なゴミの
最終処分場で
働いていた。
母の君枝
(西田尚美)の
作った借金の
返済に奔走する
一方、
職場の作業員に
目をつけられた
優は、
浮かばれない
日々を
過ごしていた。
しかし、
幼なじみの
中井美咲
(黒木華)が
東京から
戻ったことから、
優の人生が
変わっていく。
彼は処分場の
広報となり、
子供たちや
マスコミに
村の素晴らしさを
宣伝していく。。。。。
「やくざと家族」
「余命10年」の
藤井道人監督が
また、
凄い作品を
作った。
まさに日本の
縮図である
村社会で、
都合の
悪いことは
葬り去り、
嘘を尽き通そう
とする
人間ばかり。
同監督の
「新聞記者」が
やたら
評価されたが、
筆者としては
掘り下げが足らず、
本作の
揶揄の方が
本質をついて
いると思う。
監督の期待に
応えたのは、
横浜流星。
ボコボコに
やられる
陰鬱な男が、
変わっていく
様を見事に
演じる。
これは来年の
アカデミー賞
ノミネート候補だろう。
黒木華は
安定の演技。
これに絡むのが、
古田新太、
中村獅童、
杉本哲太らと
濃い面々。
この映画で
起こっていることは、
閉鎖された
小さな村の
出来事でなく、
日本中の
どこでも
起こっている
こととして
見て欲しい。
流星君の
最後のセリフ
「お前らゴミだな」が
決まった
超絶お薦めの
社会派作品。
度々、
「薪能」の
儀式が出てくるが、
この能面は、
本当に心の
平静を保つ
ためのものなのか、
単なる
仮面として、
本心を隠す
ためのものなのか？
エンドタイトル後も、
ワンカット
ありますので、
最期まで
見てください。
なお、
2004年の
M.ナイト
・シャマラン監督の
作品も同名の
「ヴィレッジ」
という
サスペンスですが、
こちらもお薦め。
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